不易流行 〜インドのファッション&ビューティ〜

FASHION & BEAUTY in INDIA/インドの多様性を映す民族衣装サリー情報をはじめ、昨今のファッションやジュエリー、コスメティクスのトレンドをご紹介。

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今日は父の七回忌でした。昨日は白百合を買い求め、わが家の小さなプージャー(儀礼)のコーナーに飾りました。ヒンドゥーの神様のひとり、ガネイシャ像が鎮座しています。

わたしは一応、仏教徒で、夫はヒンドゥー教徒ではありますが、どちらも「敬虔な信者」ではありません。

わたしは出かける先々で、八百万(やおろず)の神々に祈りを捧げており、特に仏教には拘りません。

そんな次第で、かなり邪道とは思われますが、今朝はガネイシャ像の前で白檀の線香を焚き、般若心経を唱え、亡父を偲びました。

いえ、今日に限らず、父のことは折に触れて考えますが、夕べから今朝にかけては「敢えて」あれこれと思いを馳せる時間をとりました。

父が他界する直前にしたためていた日記などをめくりつつ……。

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ところで今日は、ブッダ・プルニマ (Buddha Purunima) と呼ばれる、仏教徒の祝祭日でもありました。

4月〜5月の満月の日、釈尊が誕生し、悟りを開き、涅槃に入ったことから、毎年この時期の満月の日、ブッダ・プルニマが定められるとのことです。

インドは仏教が発生した国ですが、仏教徒は1%を切っています。それでもこの日は、祝日になっているのです。

個人ブログ(↓)に詳しく記していますので、興味のある方はご覧ください。

■仏陀の祝祭日とインドの仏教徒。からゆきさん (←Click!)

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今日の庭は、緑の風が一段と心地よく、黄色いチョウが舞い飛んでいました。中空の、「紙切れ」のように見えるのがそのチョウです。

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さて、今日もまた、外出時にサリーを着用しました。このサリーは4年前、母がインドに来た際に、二人で旅したマイソールで買い求めたもの。

シフォンシルクの柔らかく薄い素材なので、軽くて動きやすく、着心地がいいのが特徴です。

細身の日本人女性には、このような素材がウエスト周りの折り返しやプリーツがもたつかず、着やすいかもしれません。

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実は4年前、母が一足先にインドを訪れ、その後、妹もやってきました。

まだ3月のことでしたが、父の三回忌の年でもありましたので、早めに三人で「三回忌」を行い、父を偲んだのでした。

といっても、The Leela Palaceのレストランで食事をしただけですが、それでも家族で父のことを語り合いつつのランチは、大切なひとときでした。

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上の写真はそのときのもの。このときに着たサリーを、今日もまた着たという次第です。ブラウスだけは、今日は異なるものを身に付けました。

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亡き人を思うことは、なにもその人のことのみに集約されるわけではなく。

家族や親戚縁者との連なりの存在に思いを馳せること。

ほどけかけた絆の糸を結び直すこと。

自分の来し方を思うこと。

ここに在る自分の縁(えにし)を省みること。

行く末について思いめぐらすこと。

ぐるぐると渦巻くような日常であっても、

ひととき歩みをとめて、空を見上げる。

そのようなものだと、思います。

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