不易流行 〜インドのファッション&ビューティ〜

FASHION & BEAUTY in INDIA/インドの多様性を映す民族衣装サリー情報をはじめ、昨今のファッションやジュエリー、コスメティクスのトレンドをご紹介。

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本日は、布の話題。いつも書きたいと思いつつ書き損ねていたこの布について。ガーゼのような生地の、大判のストール(デュパタ)だ。

昨年、母がインドに来たとき、SOMAで二人して購入した。「柄の地味さ」はさておき、その感触に惚れたのだ。

これがもう、予想以上に活躍してくれる。「外敵から保護してくれるヴェール」とでも言おうか。通気性がいいので、頭からかけても苦しくない。つまりはさまざまな用途に利用できるのだ。

●冷房のついていない市井のタクシーに乗ったときなど、頭からすっぽり被る。排気ガス&日差しから守られる。

●飛行機内での睡眠中も、やはり頭からすっぽりと。繭の中に入っているようで、かなりよく眠れる。

●安宿に泊まる時など(泊まるのか?)、ブランケットの首周りをカヴァーすると、清潔さを保てる。バックパッカーだったころの自分に贈りたい。

●暑いけど寒い時(冷房の効き過ぎ、ファンが強すぎ)のとき、羽織ると快適。

●蚊帳や蚊取り線香などがないときに、身体に羽織る。「ポータブル蚊帳」として活躍。

●赤ちゃんの抱っこ帯(端と端を結んで赤ちゃんを中にいれ、首から下げる抱き方)にも好適。ちなみに「発展途上国」によく見られる抱き方だが、赤ちゃんは気持ちよさげである。

●風邪のひき始めなど、首に巻いて寝るとよい。

……と、あれこれ、応用が利く。

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旅に好適な理由の一つに、布が薄いので洗濯をしやすいことも挙げられる。しかもすぐに乾くのがよい。

複数枚持っていれば、行きに使ったものは洗わずとも、旅の途中の洗濯物などを風呂敷代わりに包んで、持ち帰ることもできる。

わたしは一枚しか持っていなかったのだが、今回の米国旅で、その利便性を痛感したことから、夫の分も含めて何枚か仕入れるべく、SOMAを訪れた。

ガーゼ素材のストールは数が少なく、あいにく「これ!」という柄はなかったが、この際、柄は二の次だ。実用性重視で3枚購入。これはプレゼントやお土産にも喜ばれるだろう。

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ちなみにお値段は、それぞれに微妙に異なるが、いずれも1000円未満。お手ごろである。女子に限らず男子にも便利な品である。お試しあれ。

さて、巨大ガーゼ布だけでなく、ほかにも「いい感じ」を見つけてしまい、ついついご購入。

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お手頃価格がむしろ危険。ついつい「買っちゃえ!」な気分を盛り上げてくれる。上の2枚は、シルクとコットンの混紡。やや光沢がある。

いずれもやはり、1000円程度である。心置きなく、洗濯して、がんがん使えるところが魅力だ。

左上など、シマウマ柄がなんとなくファッショナブル且つファンキーである。しかもゴールドが施されていて、そこはかとなく高級感があるし。1000円程度だけど。

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ついでに、クローゼットの中から数枚をピックアップ。左の2枚は、5年ほど前に購入したANOKHIもの。右の3枚はSOMAもの。

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この素材の雰囲気、なんと呼ぶのだろう。しわしわが寄った「ちりめん風」である。軽くて、シワを気にしなくていいのがよい。ちなみにインド、この素材のストールも多い。

ぐるぐる捻ってひとまとめにして収納。のタイプである。右上のように、ビーズなどのフリンジがちゃらちゃらとくっついているのがまた、さりげなくかわいらしい。手が込んでいるのである。

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左上はガーゼ風、右上は純粋に「木綿」なあっさり仕上げ。これらはもっとも小さいサイズを購入した。日本の手ぬぐいを一回り大きくしたくらいのサイズ。

外出時のハンカチ代わりに便利だ。なにかと汚れるインド。店頭で本を触れば埃でザラリ。牛乳を触れば漏れてウェット。果物を触れば果汁べったり……。

そんなとき、この布が便利なのだ。お買い物時、バッグの取っ手にでも結びつけておけば、すぐに拭ける。最早ファッション性よりも実用性。洗濯を重ねても、色が落ちる程度で、基本、丈夫。

以上、便利布のご紹介でした。

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