不易流行 〜インドのファッション&ビューティ〜

FASHION & BEAUTY in INDIA/インドの多様性を映す民族衣装サリー情報をはじめ、昨今のファッションやジュエリー、コスメティクスのトレンドをご紹介。

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    *ミューズ・クリエイションのメンバーと、インド最大のジュエリー会社、タタ・グループのTANISHQの工場を見学。金塊を持ち上げる稀有な体験もさることながら、起死回生のビジネス再建のストーリーがかなり興味深い。ぜひご一読を! 先方の要望により、検索エンジンにかからぬよう、限定公開としています。

    ➡︎ http://museindia.typepad.jp/onlymuse/

    名前:incredible
    パスワード:india

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    木曜日は、久しぶりに、ミューズ・クリエイションのメンバーとサリーランチだった。新しいメンバーが増えたり、あるいは新しいサリーを着る機会を得たいときなど、不定期にメンバーが幹事を買って出てくれ、実施しているイヴェントのひとつだ。

    せっかくみなで着飾るのだから、写真撮影も楽しめる場所を、ということで、いつも高級ホテルを選んでいる。バンガロール市内には、庭の緑が豊かなホテルが少なくなく、今回選んだオベロイホテルもまた、そうだ。ランチはホテル内のチャイニーズで点心を。その前に、ロビーや庭で、ひとしきり記念撮影である。

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    今回はわたしも新しいサリー。これはベンガル地方の伝統的な手法、カンタ刺繍のサリーだ。実はこれ、オンラインショッピングで購入した。時折ここでも紹介しているところの、JAYPORE.COM。

    毎日、インド各地の職人、工房、デザインオフィスが発信する伝統的なテキスタイルや小物、インテリアグッズなどが販売されており、その写真がメールで届く。

    このサリーはメールを開くなり目を奪われ、サイトを確認して商品写真を拡大、質感などをくまなくチェック、思い切って購入に踏み切った次第。

    このサイトからは以前も一度サリーを買ったことがあるし、衣類なども折に触れて購入している。比較的信頼のできるサイトであることから、友人知人らにもお勧めしている。

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    いつものことであるが、工芸品店、バザールなどに同行し、サリー選びをお手伝いしたメンバーも多数。つまりは自分好みのテキスタイルが多数で、それだけで非常に幸せになる。

    手紡ぎ、手織り、手刺繍、手染め……。インドの伝統的な手工芸が息づく布は、それぞれにストーリーがあって、麗しい。素材は、シルク、もしくはシルクとコットンの混紡など、いずれも天然の素材。同じシルクでも、蚕の種類や紡ぎ方、織り方などによって、手触りや質感が全く異なるところがまた、味わい深い。

    ヴィヴィッドなピンクのはずなのに、決してけばけばしくなく、上品に見えるところがまた素敵。着ているみなさんがまた、すてきだから、というのもあるけれど。

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    ベンガル地方のカンタ刺繍。タッサーシルクに刺繍が施されている。

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    ウッタルプラデーシュ州のバラナシ・シルク。精緻な手織りがとても上品。

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    左は、グジャラート州パタンのパトラ織り。光の当たる角度によって色味が微妙に変化する。玉虫色、が美しい。右はカシミールの刺繍。よくあるシルクジョーゼットではなくしっとりとした質感と適度な厚みのあるシルク。

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    こちらもパトラ織り。絣(かすり)。重厚な織りに見えるが、身に纏えば軽く肌に心地よくなじみ、光を通すやさしい素材。

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    オリッサ州のイカット。絣(かすり)。滑らかな肌ざわりのやさしい絹。

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    左はチカンカリ刺繍(ウッタルプラデーシュ州ラクナウ)。右はカッチ刺繍(グジャラート州)。

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    それにしても、豊かな緑になんと麗しく映える、艶やかなテキスタイルであろう。本当に、サリーとは美しい衣類だと、あらためて思う。

    ひとしきり、写真撮影を楽しんだ後は、レストランへ。ちょうどお腹もすいて、いいタイミングだ。

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    実はこの日、本当に思いがけず、すてきなサプライズの祝福を受けた。

    31日には少し早いけれど、我が生誕半世紀記念日、を祝してくれたのだ!

    実は人生節目のこの誕生日。50年間も無事に生き延びて来られたことへの感謝も込めて、自分としては盛大に祝いたいところなのだが、妻が年上であることを心底嫌がっている夫が、「40歳になるふりをしていて」など興ざめなことを言うので、どうしたものかと、実は密かに悩んで(!)いたのだ。

    が、この日、みなさんに祝福してもらえて、本当にうれしかった。肩の荷が下りた気分さえする。

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    まるで今日のわたしのサリーとコーディネーションされたような色合いのケーキ。

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    ゴージャスな花束もいただいた。

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    幸せ。

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    ろうそく吹き消して、一人ケーキ入刀。

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    最後に、もう一度、記念撮影。

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    帰宅後、早速、花をいけようと思うが、大きすぎてフィットする花瓶がなく、3分割。

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    記念すべき節目の年、多くの人たちに、心のこもった祝福を受けることができて、本当に幸せなことだと思う。

    みなさん、本当にありがとうございました。

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    本当の誕生日は、31日です。

    祝福、まだまだ受け付けます!(笑)

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    季節感の抑揚浅く、今年もまた、緩やかながらも確かにあったはずの変化さえ、速やかに通過して7月。

    この時節、プライヴェートの記念日、誕生日が立て続けにあり、遠いかつては、それらをいちいち祝してもいたのだが、このごろはもう、すっかり。

    6月30日の米国における結婚式は今年、忘却の彼方。7月18日のインドでの結婚式は、毎年やはり、忘れがちで、だから今年は、敢えて出会い記念日の七夕に、祝すべくディナーに出かけたのだった。

    8月には夫の誕生日、そしてわたしの誕生日も控えている。今年からは、NORAとの出会い1周年(7月5日)も加わって、めでたいといえば、めでたい。

    このところ、食やら猫やらのブログに気を取られ、自分のことを記録する機会は激減している。ここ数週間の写真が残って放置されているのを発掘して、何枚かを残しておこう。

    久しぶりに、サリーを衝動買いした。上の写真がそれだ。インディラナガールのクリーニング店に立ち寄った際、近くにあるインド服のブティックにふらりと足を運んだ。

    普段は滅多に行かないこの店。メインはクルタやモダンな衣類なのだが、店頭には、バンダニ(絞り)シルクやイカット(絣)、パトラ織り(これも絣)、カンタ刺繍など、インドの伝統的な手工芸が反映されたサリーが、数少ないものの、ディスプレイされている。

    ふと、パトラ織りのサリーが目に留まった。パトラ織りとは、ダブル・イカット(経緯絣/たてよこかすり)が中心の、高度な技術を要する絣だ。グジャラート州のパタンがその故郷。

    技術を持つ人が減っていることもあり、込んだデザインのものは、かなり高価である。軽く数万ルピーはするだろうと思いつつ、手に取ったところ、驚いたことに1万ルピーを切っている。

    値段を付け間違えているのではないか、と思い、他のサリーを見てみる。さほど高度な技術を要せず、また時間的にも短期間で仕上がったであろうカンタ刺繍のサリーの方が、高い。

    絞りのサリーは、かなり精緻であったので、2万ルピー近くするのは納得だったが、このパトラ織りの扱いの低さに驚いた。絹の質感にせよ、織りの具合にせよ、間違いなくパトラ織りである……。

    この上なき、掘り出し物だ。こういう出会いがあるからこそ、サリーの世界とは、たまらない魅力にあふれている。

    実はここ1年ほど、ブラウスの仕立てに行っておらず、手元に買ったままのものが2枚、残っている。明日にでも早速、新しく見つけたテイラーに持参しようと思う。

    ちなみにパトラ織りに関する記事は、過去に何度か記している。関心のある方、こちらをどうぞ。

    ■究極の絣(かすり)、パトラ織り。 (←Click!)

    ■PATOLA SARI (←Click!)

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    これは、アンドラ・プラデシュ州の絣。

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    このように、シルクマークのタグがついているものは、品質も確か。安心だ。

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    このように、「手織りマーク」もある。

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    これは、KARGHAAと呼ばれる絣である。

    詳細はこちらのサイトを。

    ■KARGHAA (←Click!)

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    これは、天然の染料で着色された「草木染め」のハンドブロック・プリント。ロウ・シルクの質感がよく、

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    手づくりであることを保証するクラフトマークもついている。こうして、インドの伝統的な手工芸は、静かに保護されていると思うと、廃れつつあるとはいえ、少し安心する。

    これは、AJRAKH BLOCK PRINTING。詳細はこちらを。

    ■KHAMIR (←Click!)

    食や猫のブログよりも、実は伝統工芸の記録について、もっと残したの方がいいのではないか、と、また関連するサイトを開いては、思う。次々に課題が沸き上がって来て困る。そうこうしているうちに、あっという間におばあさんになってしまいそうだ。

    DSC05666

    インドに移住してまもないころに購入したインドのテキスタイル、サリーの専門書と、先日購入した、インドの伝統工芸の専門書。日本のクライアント女史に教えてもらって、即、購入を決めたこの本が、実に、すばらしいのだ。

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    インドの伝統的な手工芸の百科事典だ。

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    パトラ織りのページも、もちろん、ある。

    なにもかもが、芸術だ。

    “Your people love art but do not sufficiently honour the handicrafts-man” Oscar Wilde

    I agree with you! である。

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    実は、数週間前にミューズ・クリエイションのメンバー向けに、恒例の『インドのテキスタイルとサリー講座』を実施し、その数日後に開催されていたテキスタイルの展示会へ出かけたりもした。

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    DSC04013DSC04022

    ミューズ・クリエイションのメンバーの、サリーショッピングにお付き合いするのは、すっかり我がルーティンとなっている。

    折に触れて、伝統的なテキスタイルに触れ合っておくのは、目の肥やしにもなる。なにより、インドの伝統的な手工芸に触れ合い、それをまとったときに得られる、幸せ〜な気分をシェアできるのは、うれしいものである。

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    これは数年前、仕事でムンバイを訪れた時、クライアントをワールドトレードセンターにご案内した際、展示会で、まさに「発掘」した掘り出し物のサリーだ。パルシーの刺繍が施された、お気に入りの一枚。これも格安で入手できた幸運の一枚であった。

    2週間ほど前、ニューヨークに住む親戚が、親類の結婚式のために一家でバンガロールに来訪、TAJ WESTENDに滞在していた。ある晩、夕食に招かれたので、TAJ WESTENDをイメージしたサリーを選んで、赴いたのだった。

    数年前から、50歳を過ぎたら、もっと頻繁にサリーを着ようと心に決めていた。なのにこのごろは、インド服よりも、米国時代に回帰して、ジーンズやらポロシャツやら、カジュアル路線に戻りつつある。意識的に、サリーを引っ張り出して、着用すべし、だ。

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    ところで、全く話題は変わるが、昨今の我がインドライフに、オンラインショッピングは不可欠である。いろいろなものを注文しては試しているが、先日、初めて植物を注文してみた。

    業者が、植木鉢ごと運んでくるのだろうと思いきや……。

    FEDEXのお兄さんが「段ボール」でお届けだ。驚いて、箱を開封したら、こんなにもしっかりとした植物が、ボワン、ボワン、と出て来た。びっくりである。まるで手品のようだ。

    実に機能的に、しかもミニマムに梱包されていて、植物の状態も悪くない。今後は、近所のナーサリーでは入手できないタイプの植物などを注文してみようと思っている。

    ■NURSERY LIVE (←Click!)

    DSC05126DSC05133

    七夕、夫との19周年記念日は、オベロイホテルのチャイニーズへ。サリーを着て行こうと思っていたのに、結局ぎりぎりで面倒になり、洋服にしてしまった。

    実はこのところ、夫の周りで同世代の友人の離婚が立て続けに2度、あった。どちらも、米国在住時からの友人である。一組は、インド人男性と、中国系米国人の女性。

    もう一組は、インドネシア人男性と、やはり中国系米国人の女性。

    同じ国籍だろうが、国際結婚だろうが、結婚を維持して行くというのは、言うほど簡単なことではない。わたしも日々、修練、である。

    恋愛や結婚について、大っぴらに語るつもりはないが、ともあれ、夫との結婚生活を通して、身に付いた耐性、もある。一方、自分の弱点も学ぶ日々。

    色々な意味で、感謝している。

    これからも……がんばります。

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    和みの一枚。

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    季節感の抑揚浅く、今年もまた、緩やかながらも確かにあったはずの変化さえ、速やかに通過して7月。

    この時節、プライヴェートの記念日、誕生日が立て続けにあり、遠いかつては、それらをいちいち祝してもいたのだが、このごろはもう、すっかり。

    6月30日の米国における結婚式は今年、忘却の彼方。7月18日のインドでの結婚式は、毎年やはり、忘れがちで、だから今年は、敢えて出会い記念日の七夕に、祝すべくディナーに出かけたのだった。

    8月には夫の誕生日、そしてわたしの誕生日も控えている。今年からは、NORAとの出会い1周年(7月5日)も加わって、めでたいといえば、めでたい。

    このところ、食やら猫やらのブログに気を取られ、自分のことを記録する機会は激減している。ここ数週間の写真が残って放置されているのを発掘して、何枚かを残しておこう。

    久しぶりに、サリーを衝動買いした。上の写真がそれだ。インディラナガールのクリーニング店に立ち寄った際、近くにあるインド服のブティックにふらりと足を運んだ。

    普段は滅多に行かないこの店。メインはクルタやモダンな衣類なのだが、店頭には、バンダニ(絞り)シルクやイカット(絣)、パトラ織り(これも絣)、カンタ刺繍など、インドの伝統的な手工芸が反映されたサリーが、数少ないものの、ディスプレイされている。

    ふと、パトラ織りのサリーが目に留まった。パトラ織りとは、ダブル・イカット(経緯絣/たてよこかすり)が中心の、高度な技術を要する絣だ。グジャラート州のパタンがその故郷。

    技術を持つ人が減っていることもあり、込んだデザインのものは、かなり高価である。軽く数万ルピーはするだろうと思いつつ、手に取ったところ、驚いたことに1万ルピーを切っている。

    値段を付け間違えているのではないか、と思い、他のサリーを見てみる。さほど高度な技術を要せず、また時間的にも短期間で仕上がったであろうカンタ刺繍のサリーの方が、高い。

    絞りのサリーは、かなり精緻であったので、2万ルピー近くするのは納得だったが、このパトラ織りの扱いの低さに驚いた。絹の質感にせよ、織りの具合にせよ、間違いなくパトラ織りである……。

    この上なき、掘り出し物だ。こういう出会いがあるからこそ、サリーの世界とは、たまらない魅力にあふれている。

    実はここ1年ほど、ブラウスの仕立てに行っておらず、手元に買ったままのものが2枚、残っている。明日にでも早速、新しく見つけたテイラーに持参しようと思う。

    ちなみにパトラ織りに関する記事は、過去に何度か記している。関心のある方、こちらをどうぞ。

    ■究極の絣(かすり)、パトラ織り。 (←Click!)

    ■PATOLA SARI (←Click!)

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    これは、アンドラ・プラデシュ州の絣。

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    このように、シルクマークのタグがついているものは、品質も確か。安心だ。

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    このように、「手織りマーク」もある。

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    これは、KARGHAAと呼ばれる絣である。

    詳細はこちらのサイトを。

    ■KARGHAA (←Click!)

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    これは、天然の染料で着色された「草木染め」のハンドブロック・プリント。ロウ・シルクの質感がよく、

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    手づくりであることを保証するクラフトマークもついている。こうして、インドの伝統的な手工芸は、静かに保護されていると思うと、廃れつつあるとはいえ、少し安心する。

    これは、AJRAKH BLOCK PRINTING。詳細はこちらを。

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    食や猫のブログよりも、実は伝統工芸の記録について、もっと残したの方がいいのではないか、と、また関連するサイトを開いては、思う。次々に課題が沸き上がって来て困る。そうこうしているうちに、あっという間におばあさんになってしまいそうだ。

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    インドに移住してまもないころに購入したインドのテキスタイル、サリーの専門書と、先日購入した、インドの伝統工芸の専門書。日本のクライアント女史に教えてもらって、即、購入を決めたこの本が、実に、すばらしいのだ。

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    インドの伝統的な手工芸の百科事典だ。

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    パトラ織りのページも、もちろん、ある。

    なにもかもが、芸術だ。

    “Your people love art but do not sufficiently honour the handicrafts-man” Oscar Wilde

    I agree with you! である。

    DSC04061

    実は、数週間前にミューズ・クリエイションのメンバー向けに、恒例の『インドのテキスタイルとサリー講座』を実施し、その数日後に開催されていたテキスタイルの展示会へ出かけたりもした。

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    ミューズ・クリエイションのメンバーの、サリーショッピングにお付き合いするのは、すっかり我がルーティンとなっている。

    折に触れて、伝統的なテキスタイルに触れ合っておくのは、目の肥やしにもなる。なにより、インドの伝統的な手工芸に触れ合い、それをまとったときに得られる、幸せ〜な気分をシェアできるのは、うれしいものである。

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    これは数年前、仕事でムンバイを訪れた時、クライアントをワールドトレードセンターにご案内した際、展示会で、まさに「発掘」した掘り出し物のサリーだ。パルシーの刺繍が施された、お気に入りの一枚。これも格安で入手できた幸運の一枚であった。

    2週間ほど前、ニューヨークに住む親戚が、親類の結婚式のために一家でバンガロールに来訪、TAJ WESTENDに滞在していた。ある晩、夕食に招かれたので、TAJ WESTENDをイメージしたサリーを選んで、赴いたのだった。

    数年前から、50歳を過ぎたら、もっと頻繁にサリーを着ようと心に決めていた。なのにこのごろは、インド服よりも、米国時代に回帰して、ジーンズやらポロシャツやら、カジュアル路線に戻りつつある。意識的に、サリーを引っ張り出して、着用すべし、だ。

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    ところで、全く話題は変わるが、昨今の我がインドライフに、オンラインショッピングは不可欠である。いろいろなものを注文しては試しているが、先日、初めて植物を注文してみた。

    業者が、植木鉢ごと運んでくるのだろうと思いきや……。

    FEDEXのお兄さんが「段ボール」でお届けだ。驚いて、箱を開封したら、こんなにもしっかりとした植物が、ボワン、ボワン、と出て来た。びっくりである。まるで手品のようだ。

    実に機能的に、しかもミニマムに梱包されていて、植物の状態も悪くない。今後は、近所のナーサリーでは入手できないタイプの植物などを注文してみようと思っている。

    ■NURSERY LIVE (←Click!)

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    七夕、夫との19周年記念日は、オベロイホテルのチャイニーズへ。サリーを着て行こうと思っていたのに、結局ぎりぎりで面倒になり、洋服にしてしまった。

    実はこのところ、夫の周りで同世代の友人の離婚が立て続けに2度、あった。どちらも、米国在住時からの友人である。一組は、インド人男性と、中国系米国人の女性。

    もう一組は、インドネシア人男性と、やはり中国系米国人の女性。

    同じ国籍だろうが、国際結婚だろうが、結婚を維持して行くというのは、言うほど簡単なことではない。わたしも日々、修練、である。

    恋愛や結婚について、大っぴらに語るつもりはないが、ともあれ、夫との結婚生活を通して、身に付いた耐性、もある。一方、自分の弱点も学ぶ日々。

    色々な意味で、感謝している。

    これからも……がんばります。

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    和みの一枚。

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    バンガロールに暮らし始めて以来、10回目の夏を迎える。

    インドに移住したのは2015年11月だったが、なぜかこの季節になると毎年、移住当初の心持ちを思い出す。多分このころの空気の乾きや青空に、この地の個性を強く感じていたからだろう。

    バンガロールの盛夏は4月から5月にかけて。ゆえに、今はまだ、夏と呼ぶには早いのだが、ここ2、3年は暑くなる時期が早くなった。夏の気温も過去に比べて上昇傾向にあるという。それはそうだろう。ここ20年の間にも、街の樹木は悉く伐採され、近代的なビルディングが建設され、街の様相は刻一刻と変化しているのだから。

    さて、昨日は久しぶりに、ミューズ・クリエイションのメンバーと「サリーランチ」を実施したのだった。来月に日本へ帰任となるメンバー2人との最後のサリーランチでもあった。一方、新メンバーの「初サリー」の場でもあった。

    新しいメンバーが、先日の『インドのテキスタイルとサリー講座』を受講された数日後、たまたまいつものアートスクール(Karnataka Chitrakala Parishath)で、サリー&テキスタイルの展示会が開催されていたので、お買い物にも同行し、よさげなサリー選びを手伝った次第。

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    3人とも、初々しくも、とてもお似合い!! 

    普段は人と一緒に買い物に行くことなどほとんどないわたしであるが、ミューズ・クリエイションを始めてからというもの、インドの工芸品やサリーなどの展示会に関しては、メンバーの方々を案内する意味でも、折に触れてご同行している。

    自分のサリーを見立てるよりも、むしろ人にアドヴァイスをして、それがとても似合っていて、本人も周りの人も盛り上がる感じが、とても楽しい。洋服では決して選ばないような色柄を、サリーでは選べるのもまた面白い。

    スリムで小柄な日本人女性にもよく似合うサリーは、「発掘」すれば必ず見つかる。ただ最初のうちは、色柄溢れる布の海に溺れんばかり、何をどう選べばいいのか、さっぱりわからないものである。自分に似合うものを見つけ出そうとしても、自分がどれが好きなのかもわからなくなってしまい、あっというまに疲れる。

    しかし、選び方のコツや、布の特徴などをある程度知っておくと、それが「目安」となって、俄然、選びやすくなる。

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    ピンク色が愛らしい手織りのイカット(絣:かすり)のサリーに、ナチュラルなシルクの光沢がやさしい手刺繍(カンタ刺繍)のサリー。どちらも上品ですてきです!

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    落ち着いたグリーンがすてきな、こちらも上品なイカット。お嬢さんが着用されているのは、柔らかなシルクジョーゼットにチカンカリ刺繍が施されたサリー。

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    わたしはといえば、移住当初に購入した古いサリーを着用。涼しげな顔をしているが、実は苦しい。当時に比べ、数ロッキー増量したせいで、ブラウスがパッツンパッツンなのだ。腕まわりにも、隙間がない。そのあたり、皮膚呼吸ができない。我ながら、とてもインド女性的、である。

    そもそも、ブラウスはゆるゆるではなく「ピシッとサイズ」にしておくことが大切だ。さもなくば、着崩れるし、見ためもだらしない感じになってしまう。だからといって、贅肉がはみ出るのもまた問題である。

    インドのローカルのテイラーでブラウスの縫製を頼むと、「まち」の部分を非常に幅広く残しておいてくれる。更にはそのまちの部分に、5ミリおきくらいに数本の縫い目を入れておいてくれたりもする。その理由、お気づきの方もあるだろう。

    そう。太った時に自分で糸をほどいて、緩めることができるようにとの配慮である。なにしろインド人女性。結婚したあとにはみるみる太る方が多数。世間には、ブラウスの耐久性に感嘆せずにはいられないほど、腕やら腹回りやらの贅肉をはみ出させながら着用している人がいるが、それが証拠、である。

    太ってはほどき、太ってはほどき、限界まで達したら、あとは肉がはみ出るに任せ……。それでも入らなくなったら、新しいブラウスを仕立てる。なにしろサリーは、いつまでも着られるがゆえ、ブラウスさえ仕立て直せば問題ない。

    わたしは、そうなってはいけない、そうはなりたくない、との思いから、敢えてブラウスにはまちを大きくとらず、「不動の1サイズ」を貫いて来たのだが、今になってやや後悔だ。

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    ランチの開催場所は、市街のホテル、リーラ・パレスのカフェにて。サリーがよく似合う内装である。

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    食前、食後の写真撮影も終え、愉しき午後でありました。

    さて、今日もまた、これからサロン・ド・ミューズ。ジャパン・ハッバを終えて一段落……と思いきや、来月に小さなバザールに出店&出演することになり、またしても準備開始。自分たちのペースで自由に、無理なく活動を目標に掲げているが、イヴェントなどがある方が、気分的に張り合いもでる。

    そのあたり、「いい塩梅」を心がけつつ、そのときどきのメンバーのペースに合わせて、活動を続けて行きたいものである。

    今夜は「特殊なゲスト」もやってくる。楽しみだ。

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    ミューズ・クリエイションのメンバーと、
    恒例の「サリーランチ」。
    今回の場所は、南インド、ケララやコンカン地方のシーフードも美味な、
    タージ・ゲイトウェイのKaravalli。
    バンガロールに移住する前に義姉夫婦に連れられて以来、
    お気に入りの店のひとつだ。

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    今回もまた、みな示し合わせたように、
    色の調和がとれていて、見目麗しい。
    「春&初夏コレクション」とでも呼びたくなる、
    爽やかな色合いだ。

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    ランチはノン・ヴェジのミールス。
    魚やチキンの煮込み、
    それからケララならではのココナツ風味の野菜料理。
    アッパムが美味で、おかわりをしてしまう。
    おかわりをするのは、わたしだけであったが、ノープロブレム。
    生涯、育ち盛り。

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    バンガロールのホテルには、
    緑が豊かな場所が多く、サリーの鮮やかさとよく似合う。
    この日もまた、楽しいひとときであった。

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    今週、公(仕事)の業務は一切なかったものの、
    私(プライヴェート)の雑務が多発。
    それもこれも、NORA関係がメイン。
    詳細は大きく割愛するが、ともあれ、
    避妊治療の経過も問題なく、NORAは野良ではなくなりつつあり。

    そんな最中、
    2週間のアーユルヴェーダ集中治療を終えた母と、
    今日はランチ&ショッピング@LEELA PALACE HOTEL。

    以前に比べ、改装後のダイニングは、雰囲気もよく、
    料理もずいぶん、おいしくなった気がする。
    サーヴィスも格段によくなっていた。

    (その分、お値段もよくなっていたけれど)

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    ブッフェの写真を撮るのは、少々気が引けたが、
    ともあれ、Facebookをしている母のためにも、
    旅の思い出に撮影を。

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    ブッフェも他にも、温かい料理を調理してもらえる。
    小さなマルガリータ・ピザを焼いてもらったが、
    これもまた、おいしかった。

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    このホテルの庭もまた、小さな散策に好適。
    インド移住当初、即ち9年前に比べ、
    樹木がぐんぐん成長し、
    緑が格段に豊かになっている。
    歳月の流れを、感じずにはいられない。

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    そうこうするうちにも、
    母が訪れて以来、今日でちょうど1カ月。

    月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也……。

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    さまざまな団体が主催する工芸品店が、
    不定期で、しかししばしば開催されているアートスクール。
    KARNATAKA CHITRAKALA PARISHATH。

    かつては一人で、ここ数年はミューズ・クリエイションのメンバーと、
    サリー発掘のツアーに出かけている。

    ここでは伝統的な手織り、手刺繍のサリーが、
    廉価で販売されている。
    もっとも、非常に高度な技術が用いられた、
    高級なサリーは少ないが、
    数千ルピーでハンドメイドの商品が手に入るわけで、
    サリー初心者にはうってつけだ。

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    オリッサ州のイカット(絣)、
    グジャラート州のハンドブロックプリントやバンダーニ(絞り染め)、
    西ベンガル州のカンタ刺繍、
    ヴァナラシやウッタルプラデシュ州のバナラシシルク、
    カシミールの刺繍もの、
    ジャールカンド州のタッサーシルクなど……。

    今日は備忘録として、写真を残しておこうと思う。

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    カシミールの刺繍(パシュミナに施すタイプのワーク)。

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    カシミールの刺繍。

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    こちらもカシミール。マリークワント的な花がキュート。

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    タッサーシルク(ロウシルク)。絹の風合いそのままに、光沢もやさしく上品。

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    バンダーニ(絞り染め)。華やかだけれど派手すぎず、品があるところがいい。

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    イカット(絣)。日本で絣というと、なんだか年配の人の衣類をイメージするが、このサリーは本当にすてき。試着した人にもとても似合っていた。

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    こちらは若草色の絣。これもまた、上品ですてき!

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    黒とピンクのコントラストが印象的。このワークは少々手が込んでいるので、他のよりもちょっと高価。それでも1万ルピー未満。絣を織る工程の手間を考えると、本当に廉価である。

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    こちらはカンタ刺繍。シルクが柔らかく光沢があるので、シンプルながらもインパクトがある。

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    この臙脂色もまた、とてもすてきで、お似合いだった。

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    そして、まさに「掘り出しもの」の1枚。西ベンガルの刺繍もの。フレンチノット。大きな袋に丸めてぐしゃぐしゃになって入っていた物を、発掘してもらった。白地には染みがついていて汚れているし、なにしろしわくちゃだけれど、ワークが丁寧でかわいらしい。なにより3000ルピーとお安いので、これはわたくし自らお買い上げ。クリーニングに出して、きちんとアイロンをかけてもらえば、きっと生まれ変わる。

    そんなわけで、蒸し暑い中、お疲れさまのサリーツアーでありました。