不易流行 〜インドのファッション&ビューティ〜

FASHION & BEAUTY in INDIA/インドの多様性を映す民族衣装サリー情報をはじめ、昨今のファッションやジュエリー、コスメティクスのトレンドをご紹介。

  • IMG_7532 (1)🥻昨今のインドは、若い世代による「Revival(復興)志向」により、伝統が見直される趨勢が顕著です。インドのファッションやライフスタイルの潮流を紹介すべく、2008年に作ったこのブログを再構築することにしました。大半が10年以上前の記事で構成されていますが、徐々に新しい情報も拡充します。

    🥻約5メートルの一枚布を巧みに身体に巻き付けて着こなすインドの民族衣裳、サリー。多種の絹、綿、麻、混紡など、布の種類にはじまり、織り、染め、刺繍、紋様など、産地ごとの伝統的な技術も豊かなサリーは、インドの多様性を象徴する衣類です。

    🥻わたしが初めてサリーを着たのは2001年。ニューデリーで結婚式を挙げたときでした。以来、その魅力に引きつけられ、2005年11月、インドに移住してからは、しばしばサリー店へ足を運び、無数の布に触れ合ってきました。数多くのサリーを購入したものの、周囲に着る人も少ないことから、着用の機会は年々減少。一方で、日本人を対象に年に数回、『インドのテキスタイルとサリー講座』を実施、ショッピングツアーなども行ってきました。艶やかな「サリー・ランチ」も楽しい思い出です。当時の様子も記録に残しているので、ぜひご覧ください。

    🥻2021年、COVID-19パンデミックが明けたころから、「今後はサリーを頻繁に着よう」と決め、パーティやイヴェントに着ていく機会を増やしました。すると半年も経たないうちに、インドの友人知人らからは「サリーを着る日本人」との評が定着しました。

    そして1年余りが過ぎた2022年10月には「京友禅サリー」のプロモーターに就任、バンガロールとデリーにて、展示会を催しました。日本とインドの文化や芸術、伝統工芸の歴史には、深い結びつきがあるものが多々あります。テキスタイルもまた、そのひとつ。それらを丁寧に紐解きつつ、ここにもシェアしていきたいと思います。

    「京友禅サリー」のプロモーターになりました。~日本とインド。協調しながら、伝統的な職人技を次代へ~

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    2日間に亘る京友禅サリー展示会。つつがなく、楽しく、無事に終えることができて本当によかった。報告書をまとめたり、今後の展開を考えたりと、諸々課題はあるけれど、とりあえずはひと段落だ。

    京友禅サリーの販売価格など、具体的なことは、展示会を終えてから公開するつもりでいた。言うまでもなく、京友禅は芸術的で美術性の高い商品。熟練の技を持つ職人が、時間をかけて丁寧に創り上げる作品ゆえ、その価格もまた、極めて高価だ。

    わたしが「京友禅サリーのプロモーター」の任をお受けしてから、まだ2カ月足らず。わたし自身、2枚のサンプルをお預かりしていた以外、他のサリーを目にしていなかった。

    完成したサリーを実際に見て触れた上で、わたし自身も方針を考える必要があった。サリーの意匠に関してはもちろんこと、サリー以外の商品展開についても、制作側への提案事項は数多ある。販売のターゲットとなる富裕層のライフスタイルや消費傾向、ファッショントレンドの変遷など、多様性の国、インドにつき、枚挙に暇がない。

    展示会に招いた友人知人からの忌憚のないコメントは、京友禅サリーに限らず、日本の伝統工芸品や食料品、嗜好品などをインド市場に展開するうえで、極めて有効な情報源となるだろう。

    🇮🇳

    さて、昨日は、今回の展示会のために京都からバンガロールにいらした竹鼻ご夫妻にとってバンガロール滞在の最終日だった。2日間の展示会では、ずっと立ちっぱなし。お疲れだろうとは思ったけれど、お二人は食欲も旺盛。とてもお元気だったので、視察にご案内することにした。

    店舗などを巡るのもいいが、富裕層のライフスタイルを直接、見てもらうのが一番だ。時間があれば、数軒のお宅を視察させていただきたいところだが、今回はあくまでも、展示会がメインだったことから、特に予定を入れていなかった。

    しかし、せっかくの機会なので、盟友Dekyiに連絡したところ、快く歓迎してくれた。午前中、バンガロールの中心部、UBシティに隣接するキングフィッシャー・タワーへ。

    インドは今、結婚&ホリデーシーズン。海外に暮らすインド人(NRI/ Non Resident Indian)も帰省して、家族親戚友人たちが飛び交う時期でもある。昨日も、Dekyiのご両親や、スイス在住のファミリーフレンドが来訪されていて、ランチ・パーティを開かれるとのことだった。

    そんな中、少し時間をいただいて訪問したのだった。

    チベット系インド人のDekyiのことは、これまでも幾度となく記した。チベットに生まれ、中国によるチベット弾圧の歴史と深く関わるDekyiのご家族やファミリーフレンド。簡単に記すには憚られるほど、大いなる歴史の生き証人でいらっしゃる。わたしたちが、2019年にダラムサラにて、ダライ・ラマ14世にお目にかかれたのは、このご家族のおかげである。

    関心のある方はぜひ、下記のブログに目を通してほしい。

    Dekyiのお父様は、インドに亡命したチベット人たちの暮らしを築き上げるのに、尽力されてきた。カルナータカ州のバイラクッペをチベット人の居住区に整えるに際しても、多大な貢献をされた。

    また、Dekyiが子供のころ。お父様は中国の手に渡ったチベットを訪れたところ、3年間も拘留されたという。ご家族の、そのときの苦悩を思うと言葉がない。

    スイスからお越しの、彼らのファミリーフレンドは、ドクターであり、篤志家でもある。複数のチベット自治区に病院や、孤児院 (orphanages)を設立。毎年数カ月は自ら赴き、病院で、無償の診断をしていらしたという。

    年長の方々から、いろいろなお話を聞きたいと切に思う。しかし、Dekyiのお父様がモンゴルに関心をお持ちということで、なぜかわたしが、1992年のモンゴル一人旅のことをお話しすることに。写真は、わたしが北京からウランバートルまで、無謀な鉄道旅をしたときのエピソードを熱く語っているところ。

    次回は、ぜひ、彼女のご両親のお話を伺いたい。

    Dekyiには、高級ホテルを超える設備とサーヴィスを整えたキングフィッシャー・タワーを案内してもらう。日本ではなかなか報道されないインドの一面に、竹鼻夫妻も感嘆されていた。

    ここ数年で、びっくりするほど大人っぽくなったDekyiの息子が着ていたTシャツに目が釘付け。日本料理が大好きな彼だが、日本語は読めない。にも関わらず、アンディ・ウォーホル・キョウト。なんてステキな偶然だこと。

    我々夫婦も、ニューヨークに行くたびに、五番街のユニクロで購入していたTシャツ。ああ、ニューヨークにも行きたい……!

    🙏ダライ・ラマ法王14世にお会いした2019年のダラムサラ紀行を紐解く。(2019年12月)

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    (日本語は下に)
    Japan is blessed with the natural beauty of the four seasons.

    The Far Eastern island nation has also benefited from its geographical environment, which has nurtured a unique sensibility.

    Numerous fabrics were created by the flashes of inspiration and sensitivity of craftsmen and their honed mastery of their craft. The Kyoto Yuzen Sarees are works of art that transcended the concept of ‘clothing’.
    The first day of the exhibition. As soon as they stepped into the venue, the guests were immediately attracted.

    They touched the Kyoto Yuzen Sarees, asked about the creative process and showed great interest in them.
    They listen to Mr Takehana’s stories carefully and admire Mrs Miyuki’s Kimonos and Obi (belt).

    As a Japanese, I feel very proud and honoured to introduce such a wonderful Japanese culture.

    It is also important to receive frank feedback. I am well aware that it is not an optimistic market.

    Anyway, first of all, it is important to make people aware of this traditional Japanese craftsmanship.
    The first steps have been taken.

    The exhibition is open until 5.00 today. If you are interested, please visit Yelahanka in North Bangalore. (WhatsApp/ 99458-45155)

    🇯🇵四季折々の自然美に恵まれた日本。

    地理的な環境の恩恵をも受けて、極東の島国は、独特の感性が育まれてきた。

    職人たちの閃きや感性、そして磨かれた匠の技により創造された数々の布。京友禅サリーは、「衣類」という概念を超えた、芸術品だ。

    展示会の初日。会場に足を踏み込むやいなや、ゲストは一様に感嘆の声をあげる。

    そして、みな積極的に、京友禅サリーに触れ、創造の工程を尋ね、強い関心を示してくれる。

    竹鼻氏の話に耳を傾け、美幸夫人の着物や帯を絶賛。

    日本人として、日本の文化を紹介できることを、とても誇らしく光栄に思う。

    一方、これはプロモーターの任をお受けしたときから理解していたことだが、サリーの需要を考えたとき、その価格や嗜好など、再考すべき課題は多い。

    忌憚のないフィードバックも受けながら、ひとまずは、この日本の伝統的な職人技を知ってもらうことが大切。

    最初の一歩を踏み出した。

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    百聞は一見にしかず。写真を見ても決して伝わらない質感を受け止めてもらえた、実に豊かな1日だった。本日、そして明日の展示会の様子はまた、後日詳細をレポートしたい。

    その前に、昨日の出来事を。

    今回の京友禅サリー展示会のために、京都から来訪された竹鼻夫妻。「京友禅サリー」の発起人である「京都工芸染匠協同組合」の理事長、竹鼻進氏(タケハナ染匠)と美幸夫人のお二人をご案内した。

    インドは初めてとのことだが、海外旅行には慣れていらっしゃり、スパイシーな食べ物も問題ないとのこと。わたしは、インド移住以来、過去17年間、実に多くの方々の視察や旅行のアテンドを行ってきたが、お腹を壊された方は一人もいない。

    この「誇らしい記録」を守るべく、油脂の多いもの、刺激が強いもの、生ものなどは、普段あまりお勧めしていない。

    お二人が滞在されているのは、我がお気に入りのTAJ WEST END。ここでの朝食ブッフェをとても楽しまれたご様子で、滑り出しは好調である。

    長旅の直後かつ展示会の前日ということもあり、ゆっくりめの行程で、しかしインドのテキスタイルやファッションの様子が垣間見れる場所をご案内。

    RainTree、Nalli Silk、C.Krishniah Chetty…。

    ランチは、UBシティで無難にイタリアンなどがいいだろうかとも思ったが、インド料理で問題ないとのことなので、バンガロール・クラブで南インドの定食「ミールス」を。我が夫が辛い料理が苦手なので、二人でインド料理を外食することはほとんどない。わたしにとっても久々においしいミールスであった。

    無数のサリーを眺め、その多様性の一端をご覧いただく。また以前もここで紹介した老舗ジュエリーショップのクリスタル・ミュージアムで、桁外れに豪奢なゴールドや宝石満点のジュエリーを見ていただく。

    インドのファッション市場の歴史やトレンドをご説明しつつ、少しでも、現実的なインド市場の一端を見ていただきたいと思う。

    夕暮れどき、オベロイホテルでサウスインディアン・コーヒーの昔ながらの飲み方「デコクション」を注文。この濃厚コーヒーと濃厚ミルクをブレンドした1杯も楽しんでいただけた。☕️

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    Breathtaking beauty! Kyoto Yuzen Sarees have arrived!

    Tomorrow and the day after tomorrow, Kyoto Yuzen Saree Show will be held in Bangalore.
    After receiving the sarees last night, I put them on mannequins and hung them on poles ……. It was a very exciting and enjoyable process.

    There is still work to be done, but the venue is almost complete. Anyway, these sarees are fabulous!!

    I have been familiar with Indian handicrafts for nearly 20 years now, but in fact I am still unfamiliar with Japanese handicrafts. When I was young and working in Japan, I did not have the opportunity to appriciate with Japanese craftsmanship and traditional crafts.

    So this is the first time that I have looked at the Kyoto Yuzen with such a deep appreciation.

    I have seen countless examples of craftsmanship in various countries and places around the world. On that basis, I feel Kyoto Yuzen is one of the most wonderful art forms.

    It is a great feeling to be surrounded by such opulent and rich works of art. I long for this traditional art to be passed on to the future.

    I hope that many people will see the amazing work. If you are interested, please send me a message (WhatsApp/ 99458-45155).

    🇯🇵すばらしき、京友禅サリーが届きました!

    明日と明後日、バンガロールで開催される京友禅サリーショー。昨夜、サリーを受け取ったあと、マネキンに着せたり、ポールに吊るしたり……。楽しみながら、ディスプレイの方法を模索した。

    まだ、アイロンを軽く当てるなどの作業が残っているが、会場は概ね完成。とにもかくにも、すばらしい!

    インドの手工芸品とは、かれこれ20年近く親しんできたが、実は日本の手工芸品は、まだよく知らない。日本で働いていた若いころは、日本の職人技や伝統工芸に親しむ精神的な余裕がなかった。

    だから、京友禅も、こんなにしみじみと眺めるのは、初めてのことなのだ。これまで、世界各国の、さまざまな土地で、無数の職人技を目にしてきた。その上で思う。

    すばらしい。

    こんなにも豪奢で豊かな作品に触れ合うことができて、感無量。この伝統的な芸術を、未来に繋いで欲しいと切望する。

    「サリー」という括りを超えて、まずは多くの人に見てほしい。

    関心のある方は、坂田まで、直接メッセージをお送りください。
    (WhatsApp/ 99458-45155)

    🌸 2nd (Fri) & 3rd (Sat) December/ 12 to 5 pm
    🌸 After the Rain, Yelahanka, Bangalore
    🌸 RSVP/ Miho (Kyoto Yuzen Saree Promoter) +91 99458-45155

    🇯🇵 Special Guest/ Mr. Susumu Takehana
      Chairman of Kyoto Cooperative Association of Kougeisensho

    🇯🇵 Kyoto Yuzen Saree Project is supported by Kyoto Prefecture.

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    バンガロールにて京友禅サリーの展示会を開催します。出席をご希望の方は、坂田まで直接ご連絡をください。
    🇮🇳Kyoto Yuzen Saree Show (December 2nd and 3rd/ Invitation only)

    If you are interested in the exhibition, please send me DM (WhatsApp/ 99458-45155).

    The exhibition will feature more than 10 Kyoto Yuzen Sarees. From Kyoto, the chairman of the organisation that launched the Kyoto Yuzen Saree project, and his wife, will be in attendance.

    It will be a great opportunity to learn about the charms of Kyoto, the beautiful ancient capital and cultural jewel of Japan. I will also give a brief presentation on Kyoto and Kyoto Yuzen handicrafts.

    In addition to the sarees, we will be displaying other Kyoto Yuzen crafts, and serving Japanese tea and sweets!

    #京友禅サリー
    #京都工芸染匠協同組合
    #日印国交樹立70周年
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    #India
    #Japan
    #Kyoto