不易流行 〜インドのファッション&ビューティ〜

FASHION & BEAUTY in INDIA/インドの多様性を映す民族衣装サリー情報をはじめ、昨今のファッションやジュエリー、コスメティクスのトレンドをご紹介。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

  • 20101128031913_0

    「ミホ~! カメラを持って庭においで~!」

    土曜の朝。庭で朝食を食べていた夫が階下から叫んでいます。きれいな蝶でも飛んで来たのかしらと慌てて階段を駆け下りれば、夫は蓮の花の水鉢のそばに座っています。

    20101128032114_0

    朝起きてすぐ、庭を散歩していたときには蕾だった蓮の花が、静かに開き始めているところでした。

    ほんの数十分のうちにも、半分ほど開いた蓮華。しかし、じ~っと見つめていても、その動きはわからないもの。わからないとはいえ、瞬きもせず、しばし凝視する二人。

    ところで夫が着用しているのは、「パジャマ・クルタ」と呼ばれるインド男性の定番服。木綿の上下で、だっぽりとしたズボンが「パジャマ」、上着が「クルタ」と呼ばれます。

    欧米の寝間着を意味する「パジャマ」の語源とも言われているそうですが、インドの場合、パジャマとはあくまでも「ズボン」のことです。

    夫は寝間着として利用していますが、部屋着としても着られます。一年中、このパジャマクルタが活躍。

    子どものときからず~っと、米国在住時には義父がインドから新しいものを送ってくれたりもして、間断なく着続けている寝間着です。

    20101128032142_0

    話をもとに戻して、蓮。

    我が家の庭には、蓮の水鉢が3つあります。1つは引っ越したときに備えたもの。しかし、数年前に一度花をつけたきり、以来一度も開いてくれません。

    従ってはその蓮はそのままに、二つ目、三つ目を購入したのです。三つ目は、つい先日、植物園ラル・バーグを訪れたおりに買いました。

    クリスマスムード満点のポインセチアとは、今ひとつバランスが悪いと思いつつ、取り敢えず庭の一隅に飾っています。リヴィングルームからもよく見える場所なのです。

    20101128032215_0-1

    蓮の花。あちこちに咲いていそうで、なかなか気に入った色、形のものを見つけられません。しかもインドにしては、かなり高価。

    これまで一つ目の水鉢に追加するため、いくつかを購入したのですが、いずれも育たず、少々懲りています。

    従っては、鉢のまま購入し、それを庭に置くのがいいだろうと判断したのです。この5年の間、ラル・バーグを幾度となく訪れましたが、こんなに元気な蓮を一堂に目にしたのは初めて。

    うれしくなって買い求めたのでした。

    20101128154153_0

    水が入ったままだと、とても重いですから、水を捨ててもらい、車に積み込みます。家に戻り、バケツに水を汲んで静かに鉢に注ぎ入れます。

    最初は濁っていた水も、翌朝には静かに透き通り、蕾も頭をもたげています。こちらは数日後に開花することでしょう。

    20101128032248_0

    見つめているうちにはその変化に気づきにくい開花の様子。しかし数時間後にまた庭に出てみれば、すっかりきれいに開いた蓮の花。

    小さな花ながら、こうして間近に近寄れば、その力強い生命力の漲りに、吸い込まれるような気持ちにさせられます。

    自分の家の庭に咲いている、というだけで、それはまた格別に美しいものに見えてしまうから不思議です。

    20101128032402_0

    さて、夜は久しぶりにピンク&オレンジ系の絞のサリーを着用。今こうして写真を並べてみて初めて、蓮の花の色合いによく似ていることに気づきました。

    無意識のうちに、今日はこの色合いがテーマだったのかもしれません。

    今日は、バンガロールにある慈善団体が、ファンドレイジング(資金調達)のためのディナーパーティを催すということで、夫と共に赴きました。

    20101128032516_0

    気がつけば、夫もわたしに合わせてくれたのか、ピンクのシャツを着ています。彼はピンクがよく似合います。

    ちなみにインドでは、ヒンドゥー教の結婚式など祝祭の折、男性は簡易ターバンを巻いてもらうのですが、それはピンク色であることが多いようです。

    わたしの結婚式のときにも、出席者も含めみな、ピンク色のターバンでした。

    20101128160152_0

    懐かしき結婚の儀式の際(2001年7月)の写真。亡父も夫も義父も、みなピンクのターバン頭です。なんだか、かわいらしいでしょ?

    来年は結婚10執念。いや、10周年。すごい文字が変換されてきましたが、まさに結婚生活10周年も、インド生活5周年も、「執念」のほうが相応しい気がします。

    どうして? と聞かれたら困りますが、実際、そういうものです。ふふふ。

    20101128032545_0

    ところでディナーパーティそのものは、仕切りが今ひとつで、正直なところパッとしませんでした。

    大学時代に大学祭実行委員長をつとめたのを始め、以来、公私に亘ってあれこれと「イヴェントごと」に関わってきたこともあり、中途半端な仕切りの催事に対し、若干厳しくなってしまいます。

    慈善団体主催といえ、お金を集めて会を催す以上は、それなりに出席者に「支援したい」と思わせるような工夫をすることも、大切だと思うのです。

    とはいえ、仕切っているのが欧米人だとはいえ、ここはインド。行き当たりばったりでも、なんとか物事が進んでしまう摩訶不思議な国ですから、仕方のないことかもしれません。

    同席した人たちとの新たな出会いもあり、会話も楽しく、それはそれで、有意義な時間を過ごすことができました。ということで、結局は「楽しい夜でした」。なのかな?

  • 20101117142252_0

    アーユルヴェーダの処方を現代のライフスタイルに生かした、自然派のサプリメントやヘルスケアプロダクツを生産しているヒマラヤ (HIMALAYA HERBAL HEALTHCARE)。

    バンガロール郊外にある工場へのツアーが開催されたので、参加しました。

    ヒマラヤについては、別の項でも紹介していますので、ご覧ください。

    【自然派コスメ2】HIMALAYA HERBAL HEALTHCARE

    20101117142913_0

    バンガロール市街西部の郊外にあるヒマラヤのキャンパス。まずは会社案内のヴィデオを見せてもらいます。

    ヒマラヤの商品が海外へも積極的に輸出されていることは知っていましたが、特にシンガポールやマレーシアなどでも人気が高いことを知りました。

    またロシアのドクターのコメントも印象的でした。医療の現場で20年以上、ヒマラヤのサプリメントを使用しており、患者の健康向上に貢献している事実を目の当たりにしているとのこと。

    20101117143401_0

    ヒマラヤのサプリメントは「食事」のようなものだから、副作用の心配がないというのが安心です。

    もっとも、個人的には、疾患や持病がない限りは、サプリメントに頼らず、バランスのよい食生活が一番だとは思っているのですが……。

    その後、専属のドクターからアーユルヴェーダに関するレクチャーを受けます。

    これらに関しては、個人的にはすでに知っている内容がほとんどでしたが、それでも勉強になりました。

    20101117144201_0

    レクチャーのあとは、ひとまずランチをということで、食堂(カンティーン)へ。ヴェジタリアンの料理が準備されており、社員の人たちと一緒にいただきます。

    20101117144318_0

    20101117144345_0

    本日のメニューのカロリーなどが表示されているあたり、ヘルスケアな会社らしいムードが漂っています。

    20101117144435_0

    わたしは一通りの料理を少しずつ、試してみることにしました。いずれも油脂が控えめで、なかなかにおいしい料理でした。

    20101117144543_0

    20101117144641_0

    さて、食事のあとは、お待ちかねの工場見学。白衣を着用し、キャップを被り、靴にもカヴァーをかけて、準備を整えます。

    20101117144732_0

    ヒマラヤのマークがついた白衣。右胸にはVISITORとの刺繍があり、見学者が多いのであろうことを思わせます。

    20101117145355_0

    錠剤を選り分けている様子。欠陥品を手でピックアップしています。

    20101117145446_0

    こちらは錠剤をコーティングしているところ。ザアザアと、かなり大きな音を立てながらドラムが回転しています。

    20101117145601_0

    こちらはカプセルを作っているところ。このあたりの作業、すべて個室による機械での作業ですが、必ず人間が立ち会っています。

    20101117145735_0

    こちらはカプセルの選別です。以前、ヒマラヤのサプリメントを購入した際、空っぽのカプセルが紛れていましたが、この担当者のミスかしら? などと思いつつ、次に進みます。

    20101117145904_0

    でき上がった錠剤を容器に詰めているところ。このあたりはすべて機械が作業しているようですが……。

    20101117150001_0

    機械の「蓋閉め能力」が甘いようで、傍らのお兄さんは忙しそうに、蓋の締まりが甘いものをピックアップして、手で閉めています。その様子が面白くて、しばらく見学してしまいました。

    10本に1本は、中途半端。なにやら人間味のある機械です。

    20101117150217_0

    20101117150353_0

    さて、錠剤が詰められた容器は、職員がラヴェルを貼ります。このあたり、「人手過剰」なインドらしい風景。和気あいあいと楽しそうに仕事をしています。

    20101117150453_0

    製品の中身は同じとはいえ、梱包は国別に異なるとのこと。それぞれの国の仕様に合わせて箱詰めがされるそうです。

    このときは、コスタリカとUAE(アラブ首長国連邦)へ輸出される製品が梱包されている最中でした。

    20101117150728_0

    最後に、お土産の袋をいただきました! 会社案内のカタログのほか、お気に入りの品、初めて見る品があれこれと入っています。試してみるのが楽しみです。

    20101117151557_0

    このような、ヘルスコンシャスかつ高品質な商品の大半が、数百円(数十円)で手に入るとは、これもまたインド生活の醍醐味です。

  • 20101029023035_0

    本日は木曜日。母にとっては、今回最後のOWCのコーヒーモーニングというわけで、今週もまたTHE LEELA PALACEのラウンジへ。

    20101029025703_0

    エントランスには香りのよいチューベローズ。月下香という名の通り、夜になるとその芳香をいっそうかぐわしく、あたりに漂わせます。インドでは入手しやすい一般的な花です。

    ところでバンガロールに、いやインド各地に、いったい何軒の店があるのだろう……と思わせるほどに、都市部のあちこちで見かけるカシミールの工芸品店。

    パシュミナやカーペットなどの手工芸品は、絶対に供給が需要を大幅に上回っているとしか思えません。

    人からの頼まれもの、仕事での買い付け、お土産購入などの目的がない限りは、あまり足を運ぶことのない場所でもあります。

    今回は、パシュミナのストールの購入を頼まれていたため、ランチのあと、ホテルに併設するショッピングモールを訪れました。

    ここには何軒かのカシミール工芸品店が入っているのです。

    以前、カニンガムロードにある店をよく利用していたのですが、なじみのお兄さんがいなくなって以来、店の対応が今ひとつで足が遠のいてしまいました。

    押し売りをされるようなムードは、どうにも苦手なのです。

    販売員の、商品に関する知識、その人の望むものを売ろうとする誠意のある姿勢が感じられるか否かで、店への、いや商品への印象が大きく変わります。

    20101029023527_0

    今日は5軒ほどの店を足早に巡り、同じ条件の商品を出してもらったところ、このKOHINOORという店のものが、最も品質がよいと感じられました。

    お店の人の「押し付けない感じ」というか、「あまりやる気のない感じ」が、むしろ好印象でした。

    パシュミナと言っても、品質はピンからキリまで。単なるウールやカシミアのストール、あるいはシルクとの混紡を「パシュミナ」と呼ばれていたりもします。

    本来パシュミナとは、高山に住むパシュミナヤギの、毛が生え変わる時に自然と脱毛したものを拾い集めたものだとかで、特にあごひげの部分の毛が柔らかく重宝されています。

    しかし、これらのヤギを捕獲することは法で禁止されているとかで、実際、どの品質のパシュミナが、どのような製造工程を経ているのか、知ることは非常に難しいです。

    とはいえ、品質のいいものは、触れればわかります。羽織るとその温もりや軽さでまた、よさが伝わります。

    20101029024243_0

    こういうところでは、いつも「一番品質のよいもの」を見せてもらうようにしています。とはいえ、店の人にもセールスの順番があります。

    すぐには最高級を出してくれないのが常。

    最初は、「そこそこに上質」なものを見せてくれるのですが、ありがちなクオリティです。

    雑談をしつつ、「これは少々、織りが粗い」とか「肌触りが今ひとつ」と言いながら「通の雰囲気」を演出……。

    すると店の人はたいてい、「もったいつけた感じ」で、奥の方から風呂敷のような布などに包んだ、ストールの束を持ってきてくれます。

    20101029024522_0

    ヤギの毛の、柔らかい上質な部分を丁寧に手作業で紡ぎ、それをまた丁寧に織り上げます。質のよいものは、色染めをほとんどしていない、自然のままの色がやさしくて魅力的です。

    20101029024212_0

    このように、端っこが「もさもさ」としているのが、手織りの証拠。機械で織られたものとは、感触が違います。

    さて、今日はお土産を購入するために訪れたので、まずは必要な買い物をすませます。

    実は男性へのお土産に悩んでいたのですが、ランチの際、インド在住十年の奥様が「男性にもパシュミナが喜ばれるわよ」とアドヴァイスをくださったのです。

    それはいいと思い、頼まれものを購入するついでに、買おうと思った次第。

    パシュミナといえば、今まで女性のことしか考えていませんでしたが、男性も小さめのマフラーのようなものでしたら、問題なく使えるはず。

    20101029025149_0

    ……とありました! 

    色の選択肢は少ないものの、非常に上品。ストールよりは小さめですが、むしろ使い勝手がいいかもしれません。

    お値段も、小さい分だけストールより、リーズナブル。

    今回はすでに女性向けのお土産は購入済みなのですが、今後は女性にこのサイズのパシュミナもいいかもと思いました。

    20101029025537_0

    さて、お買い物をすませたあとは、「向学」のために、上質の商品を見せてもらいます。商品棚の下にある「スーツケース」を開いて出されたこれら。繊細なニードル・ワークの刺繍です。

    20101029031628_0

    一枚を仕上げるのに、半年、一年とかかる手作業です。作業の手間や技術の度合いによって、値段も大きく変わります。

    20101029140239_0

    遠目に見ると、その繊細なワークが上品に映ります。シンプルな服を着ていても、このストールを羽織るだけでぐっと華やかになることでしょう。

    20101029031736_0

    20101029141239_0

    こちらはアリ・ワーク (ARI WORK)と呼ばれるもの。カシミール刺繍の定番です。

    これでもか! というくらいにぎっしりと詰まった刺繍で、かなりどっしりとした重量感。

    20101029031902_0

    一番上の写真のアリ・ワークのストール。羽織ってみるとこんな感じです。

    タペストリーの連なりのようでもあり、刺繍の見本のようでもあり、個性的なデザインがユニークです。

    さて、本日訪れたこのお店。なかなかにいい感じでしたので、参考までにインフォメーションを残しておきます。

    しかし! 商品の品質、値段その他において、わたくしは責任を負えませんので、念のため。

    KOHINOOR
    No. B-17, Leela Galleria, The Leela Palace
    http://www.kohinoor.us

    20101029141118_0

  • 20101028012218_0

    本日は第10回チャリティ・ティーパーティを開催。いつものように午後2時ごろからのオープンハウスで、みなさんとお菓子やお茶を味わいつつのおしゃべり。

    バンガロールに赴任されたばかりの方も少なくなく、小さな社交の場でもありました。

    午後3時過ぎからは、毎度おなじみのレクチャーを。今日は以前も行った「スパイス講座」を。スパイス講座はこれで3回目。のべ60名ほどの方々にレクチャーしたことになります。

    ところで本日着用のサリーは、スパイス講座に合わせて「スパイシーな色」したサリーです。これは、バンガロールのクラフトフェアで購入したもの。

    ラジャスタン地方のブロックプリントで、自然の素材を染料としています。日本で言う「草木染め」のようなものです。

    ■インドのクラフトフェアにて。サリーの布地などを求める。(←Click!)

    20101028012748_0

    さて、普段はレクチャーで終わるのですが、今日は料理に関心のある方が多かったこともあり、おまけで「プチ・クッキングクラス」も開催。

    メイドのプレシラに、至急、玉ねぎのみじん切りを用意してもらい、あとはトマトをいくつか洗って準備。夕飯のために解凍しておいた鶏肉を用いての「チキンカレー」です。

    20101028013117_0

    まずは愛用している東インドはマニプール産の石鍋を紹介。最近の我が家の料理には欠かせない鍋です。割れやすいのが難ですが、保温性の高さ、熱伝導のまろやかさは抜群です。

    鍋に油を入れて、まずは玉ねぎを炒めます。その間、インド的トマトのすりおろし方を伝授しつつ……。

    玉ねぎがしんなりしたら、ニンニクとショウガのペーストを加え(焦げ付き注意)、ターメリック、コリアンダー、キュミンのパウダーと塩を投入。

    ここでスパイシーないい香りが立ちこめます。

    ペースト状になった玉ねぎに、トマトのすりおろしを加えてしばらく煮込み、更にヨーグルトを加え、最後に鶏肉をいれてぐつぐつと煮込めば出来上がり!

    最低限のスパイスで作る、美味なるチキンカレー。みなさんにも少しずつ味見をしてもらいましたが、たいへん好評でした! 身体にやさしい薬膳のようなインド家庭料理。

    みなさんにも家庭で作っていただきたいものです。

    20101028014132_0

    さて、こちらはティーパーティのために用意した、本日のお菓子。

    タルト生地の上にカスタードクリームを。ふぞろいのイチゴたちが売られていたので、これらをデコレーションに。隙間にはザクロの実を散らしています。

    20101028014316_0

    こちらはチョコレートスポンジケーキ。少々焼きすぎてドライな仕上がりになってしまったので、生クリームを添えました。するとしっとりと味わえて美味です。

    20101028014444_0

    こちらは昨日ご紹介したレモンタルト。生クリームとレモンの絞り汁、砂糖、卵黄……と材料は極めてシンプル。簡単レシピが魅力です。

    20101028014706_0

    こちらは焼き菓子ではなく、食事前のカクテルタイムなどにもお出ししている便利なスナックの一つ。

    ボウルの上にザルをおき、その上に布、もしくはコーヒーフィルターを置いて、その上にヨーグルトを入れます。

    こうして一晩寝かせておくと、ヨーグルトの水分が抜けて、クリームチーズのようになります。水分は「乳精」としてそのまま飲むと、お腹にもとてもよいヘルシードリンクです。

    このクリームチーズのような濃厚ヨーグルトに好みのドライフルーツをたっぷりみじん切りにして和えます。

    と、クラッカーなどにも合うおつまみとなるのです。ワインなどにもよく合いますよ。

    日が暮れたらたちまち「ビール・パーティ」に。残った方々と話しているうちにも、テキスタイルに興味のある方からのリクエストで、サリーや布を披露。

    クローゼットからあれこれとひっぱりだし、5メートルの一枚布サリーをどしどしと広げ、その成り立ちを説明しつつ、かたや次々に畳んでもらいつつ、リヴィングルームは布の海。

    布好きの人に、「すてき〜!」と褒められると、まるで自分のことのようにうれしくなります。

    「ブログで見るのと実物とは違うわ〜」

    と、美しい布に感嘆していただき、わたしも改めて、インドの職人技を惚れ直す次第。

    小柄な友人には「絞りのサリーがお勧めよ」と試着してもらったところ、本当によく似合っていました。

    絞りの布を、アイロンで伸ばしきらずに少し縮めたままにしておくと、背の低い人でも、余分な布が少なくてすむのです。しかも絹の絞りは軽くて着やすく、同時に華があるのが魅力です。

    ただし、素敵な絞りを見つけるのは至難の業。ムンバイの専門店がお勧めです。

    ……とまた話が長くなってしまいました。ともあれ盛りだくさんの一日。参加したみなさんにも、楽しんでいただけたようで、とても有意義でした。

  • 20101026155935_0

    日本を離れて14年。数年に一度、帰国し、十日から2週間程度を過ごします。限られた滞在中の予定を立てるのは、なかなかにたいへんです。

    今回は、福岡7泊、東京5泊の日本滞在。予定を詰め込みすぎると疲労困憊するのは目に見えているのですが、なるたけたくさんの人に会いたいもの。

    それに加えて行きたい場所、買いたいものもあります。

    お会いしたい友人やクライアントはまた、それぞれにお忙しく、まるでパズルを埋めていくように、スケジュールノートを眺めながら、予定を調整しているところです。

    さて、旅慣れているわたしですが、しかし、旅の荷物が少ないかといえば、さにあらず。極めて「普通」だと思います。

    荷造りもまた、「達人級」ではないのですが、取り敢えず今日は、愛用しているポーチをご紹介。これはインドのテキスタイルとして以前もご紹介したSOMAの商品です。

    20101026162247_0

    派手なプリントがかわいらしくスーツケースの中を彩ってくれます。下着やストールなどを分類していれるのに便利。

    内部が防水加工されているのも魅力です。軽くてかさばらず、洗濯しやすいので重宝しています。

    20101026162520_0

    防水加工といえば、こちらのポーチもそう。これはシャンプー類やコンタクトレンズの洗浄液、ローションなどを入れるのに使っています。

    20101026162956_0

    こちらも内部が防水加工されているので安心です。

    何もかもが柄物で派手過ぎでは? と思われそうですが、インドに暮らしていると、派手に目が慣れます。柄物だらけでもノープロブレムです。

    ■暮らしを彩る木綿製品 (1) SOMA(ソマ)

  • 20101022220843_0

    今朝の新聞(DNA紙@BANGALORE) に掲載されていた記事。昨日行われた、バンガロール在住日本人女性からなる「さくら会」のイヴェントの様子です。

    20101022230420_0

    約50名ほどの日本女性たちが集い、インド人講師から「ディワリ」に関するレクチャーを受けました。

    ディワリとは、ヒンドゥー教の新年であり、光の祭りでもあり、「盆と正月とクリスマスが一気に集結した」といっても過言ではないほどの、大切な祝祭なのです。

    今年のディワリは来月初旬。街はディワリへ向けての準備で浮き足立ち始めています。

    20101022230636_0

    会場となったホテルのレストラン。エントランスには、花びらで「ランゴリ」と呼ばれる吉祥紋が描かれています。

    20101022230457_0

    会場の一画には、ディワリの際のプージャー(儀礼)で用いられる道具なども展示されていました。何はともあれ、まずは象の神様「ガネーシャ」に祈りを捧げます。

    20101022230525_0

    講師の女性が、色粉を用いて吉祥紋を描くデモンストレーションも行ってくれました。古くは、豆の粉や米の粉など、天然の素材を用いることが多かったようです。

    20101022230605_0

    昨日は久しぶりに、サリーを着用しました。日本人女性でサリーを着ていたのはわたしだけでしたので、自ずとフォトグラファーの視線を集めてしまい、新聞にもでかでかと掲載された次第。

    講師の先生とも記念撮影をさせていただきました。

    ■ダッカ発エコロジカル柄のサリー、初着用  (←Click!)

  • 20101015222248_0

    母を見送るついでの一時帰国。秋の日本です。

    そこで頭を痛めるのが、服装。一年間を通して、涼しいか、暑いかのバンガロール。衣替えの必要がなく、冬物衣類もほとんど不要。年中同じような服装で、メリハリがありません。

    いつしか古い冬物などは処分してしまい、手元には少ししかありません。

    少なくとも年に2回は、米国を中心に欧州などの「肌寒い海外」へ出るのですが、いつも着用しているのは、8年ほど前に米国で購入したレザージャケット。

    冬物の防寒具は、ロング丈のコートと、ダウンジャケットも1着ずつ、一応は持っているのですが、旅には適応性の高いレザージャケットばかりを選んでいました。

    その無難なレザージャケット。お世話になっておきながら失礼ですが、いい加減、飽きました。

    なにしろ、過去の旅の写真を見るたびに、外で撮影されている自分は同じジャケットばかりを着ているのですから。

    「これしかないのか!」という感じです。まあ、実際そうに違いないのですが。

    そんな次第で、今日はレザージャケットを求める旅に出ました。革製品を扱う店は、バンガロールにも少なくありません。

    革製のバッグをオリジナルで作ってくれる店などもあり、駐在員のご夫人たちにも人気です。しかし、レザーのジャケットについては、これまで探そうと思ったことはありませんでした。

    もちろん、売られていないわけではありません。見かけたことはありますが、品質やデザインのよいものには、遭遇したことがありませんでした。

    さて、インターネットであれこれと検索したところ、ローカルの繁華街、コマーシャルストリートにレザーショップが集中しているようです。

    それも1階(日本でいう2階)に店舗があるところが多いとの情報が得られました。普段、上を向いて歩いているわけではありませんから、目に留まらなかったのかもしれません。

    なにしろ喧噪の道路。足下を見て歩かねば、自動車のタイヤに足を踏まれてしまいます。足下に注意を払いつつ、上を向いて歩きます。

    2軒ほどの店に立ち寄りましたが、どうにも質がよくありません。デザイン、皮革の質、双方ともに、それなりにまともであれば、妥協するつもりだったのですが……。

    20101015222328_0

    目星をつけていた店が期待はずれだったので、諦めて帰ろうかしら……と思いつつも、何となく「上を見上げながら」歩いていたら……。

    20101015222353_0

    妙なレザーファッションに身を包んだ男女のマネキンが! おお! レザーショップです。極めて怪しい雰囲気ですが、取り敢えず入ってみましょう。

    20101015222422_0

    薄暗く、細い階段を上がって店内に入ると……。そこは店内、というよりは、倉庫内。とても「店」ではありません。しかしながら、気のいいお兄さんが対応してくれました。

    店構えとは裏腹に、なかなかに良さげなジャケットが吊られています。聞けばここは、卸売店で、直営の作業場(工房)を持っており、この界隈のレザーショップにも卸しているのだとか。

    彼らのビジネスの大半は欧米のブランドから受注した商品の製造。

    ここに置いている物は、海外のブランドの受注を受けた際に、依頼された数よりも多めに作って、自分たちで販売しているのだとか。

    それは間違いなく契約違反のような気もしますが、この際、聞かなかったことにします。

    希望のジャケットのデザインを伝えたところ、お兄さんは収納棚から、巨大なビニル袋を次々に取り出して、探してくれます。

    20101015214458_0

    ……と、なかなかにいいジャケットを発見しました。比較的柔らかで軽め、デザインも悪くありません。

    着てみるとこれが、わたしにぴったりのサイズ。店内にはろくな鏡がないため、お兄さんに後ろ姿を確認するべく、写真を撮ってもらいました。

    20101015222445_0

    希望通り、後ろにスリットが入っていて、身体にフィットしたデザイン。

    サイズが合わなければ、数日で身体に合うサイズのジャケットを作ってくれるとのことでしたが、その必要はありません。

    ボタンの開閉もスムースにできますし、着心地もよく、これはいいジャケットを見つけました。積み重ねられていたせいか、シワが気になりますが、お兄さん曰く、

    「これは本物の革ですから、高温でアイロンをかけてもノープロブレム。当て布をしてから、かけてくださいね」

    とのこと。少々心配ではありますが、隅の方から試してみようと思います。というか、着ているうちに、伸びてしまいそうな気もしますが。

    と、お兄さんが、スウェードのジャケットを勧めます。

    「これはフランスのブランドですよ」

    とタグを見せてくれます。見たところ、フランスではなくイタリアのようですが、この際、どちらでもいいという話です。

    試しに着てみたところ、これがまたぴったり! 

    20101015222511_0

    後ろのデザインも、ステッチの具合がなかなかにおしゃれです。インド的に派手なパシュミナを巻いてもよく似合いそう。これはもう、お買い上げ! です。

    気になるお値段……ですが、レザージャケットにしては、書きたくないほどリーズナブルなので書きません。

    敢えて言えば、わたしがこれまでお世話になった件のジャケット(ワシントンD.C.郊外のファクトリーアウトレットで購入)の半額、でありました。

    バンガロール。まだまだ未知の世界がたっぷりです。

    KARNATAKA LEATHER CRAFTS
    #91, Commercial Street, 1st Fl.

    ★以下は、日本帰国中のスナップ。2着とも、大活躍でした。

    6a01287573b46a970c013488b8a484970c-800wi 6a01287573b46a970c0133f5d6178b970b-800wi

  • 20101009124926_0

    今月末の帰国を前にして、少しずつ準備を。先日は、妹から頼まれているペンダントヘッドを購入しました。

    値札を着けたままの雑な写真ではありますが、せっかくなのでご紹介したいと思います。

    インドのジュエリー。ゴールドやパールものについては以前じっくりとここでご紹介しましたが、セミプレシャスストーン(半貴石)、プレシャスストーン(貴石)などの石については、まだご説明しないままでした。

    また時を改めて……と言いつつ延び延びになってしまいそうです。

    20101009125748_0

    20101009125633_0

    20101009125701_0

    インドではセミプレシャスストーン(半貴石)とシルヴァーを組み合わせたジュエリーがあちこちの店で見られます。非常にカジュアルな扱いで、「ドサッ」という感じで売られているのです。

    ごっついもの、派手過ぎるもの、作りが粗いものなどの中に、「これはいい!」と思うものが埋もれていることもあります。掘り出し物を見つけるのはなかなかな醍醐味です。
    20101009125822_0

    いずれも数千円と、お手頃価格。しかしカジュアルに身につけるには十分に素敵だと思います。

    妹のリクエストにあったものとは、かなり離れた選択となってしまいました。もしも妹が気に入らないものがあれば、わたしが買い取るということにして、自分も好きなデザインを選びました。

    購入したものは、小さなビニル袋に入れられ、まるで駄菓子のような扱い。その大ざっぱさがインドです。

    ちなみにこの店は、コマーシャルストリートにあるKusuma Harnath Jewellary。外国人客も多く、よく知られた店です。しかし、お昼の休憩時間が長いのが難。

    以前、テレビ取材を受けた際にも訪問しました。こちらの2番目の動画にも出てきます。

    ■テレビ東京『日曜ビッグバラエティ』出演 (←Click!)

  • 20101008004940_0

    先日、母が買い物をしたRITU KUMAR。わたしも一着、購入していました。上の写真のサルワール・カミーズがそれです。

    以前もご紹介しましたが、サルワール・カミーズとは、通称パンジャビ・ドレスとも呼ばれる民族衣裳です。

    カミーズと呼ばれるトップには、丈が長いもの、短いもの、身体にフィットしたもの、だぼっとしたものなど、さまざまなバリエーションがあります。

    パンツもまた、写真のように、足首からふくらはぎにかけての部分が細身になった「チュリダール」と呼ばれるものや、だぼっとしたものなどがあります。

    トップにジーンズなどを合わせれば、インド以外の国でも問題なく着られそうです。しかし、帰国予定の11月の日本には……寒いでしょうね。

    20101008005634_0

    (↑闘牛士?)

    デュパタと呼ばれる大判のストールと共に着用するのが基本です。しかも、後ろにスカーフの両端がたなびくような感じで羽織ります。

    広げてみると、ずいぶん大胆かつ派手な柄ですが、首に巻いている時にはさほど目立ちません。

    20101008010707_0

    本日は母も、RITU KUMARを着用。わたしが着ているものと同じテキスタイルの色違い(茶色)です。

    写真では見えづらいのですが、これはトップだけ。軽くて着心地がよく、これもまた母のお気に入りの一枚となりました。

    二人揃って、友人知人に褒められて、ご満悦でありました。

  • 20100928235530_0

    先日、ITC WINDSORというホテルのショップで見つけたパシュミナのストール。

    「プリント柄のパシュミナは、珍しいですよ。これは昨日入荷しました」

    と、店のおじさん。確かにプリント柄は初めて見ます。大胆な柄が好みにぴったり。これは衝動買いです。

    秋の日本帰国を前にして、着ていく冬物の服がほとんどない事態。何年も着ている服を「新しげ」に見せるには、パシュミナなどストールなどの小物でごまかすのも手かと思います。

    ※実際、このストールは、レザージャケットなどとも合わせやすく、日本滞在中は、大変活躍しました!