不易流行 〜インドのファッション&ビューティ〜

FASHION & BEAUTY in INDIA/インドの多様性を映す民族衣装サリー情報をはじめ、昨今のファッションやジュエリー、コスメティクスのトレンドをご紹介。

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

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    母のインド滞在も1カ月を切りました。母を見送りにゆくわたしのスケジュール次第なのですが、多分今月末にバンガロールを発ちます。

    シンガポール経由で、まずは母を見送りに福岡へ。ここで1週間過ごして東京へ飛び、1週間ほど滞在する予定です。

    日本はもう、すっかり寒くなっていることでしょう。

    万年夏服の身の上としては、年に2回のニューヨーク訪問時ほか、寒い国を訪問する際に「冬仕様の服」を着用する以外、機会がありません。

    ここ何年も、同じ服を来ているので、日本でジャケットなどを調達したいと思っています……。

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    さて、こちらはインドで夏服を大量調達した母。これは先日ご紹介したRITU KUMARの1枚。派手! ですが個性的で楽しいですよね。

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    素材はコットン。ゆったりとしたデザインなので着心地がよく、暑い夏にも快適そうです。来年の夏、きっと日本で活躍することでしょう。

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    さて本日は、ローカルの商店街、コマーシャルストリートへ。まずは人気のテキスタイル店、MYSORE SILKで、お土産を購入します。

    シルク製のストールなどが、極めて廉価で売られています。

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    この店は、いつもお客さんで賑わっています。こちらの親子三代ご家族。

    絞り込んだ最後の2枚、どちらにするか決めかねているようで、「どっちがいいかしら?」とわたしたちにも意見を求めます。

    わたしは左側のペイズリー柄を勧めました。結局それをお買い上げ! のようでした。

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    その後は、カジュアルなシルヴァージュエリーの店 Kusuma Harnath Jewellaryへ。妹から頼まれているペンダントヘッドの調達です。天然石を用いたシルヴァー製のジュエリー。数千円で入手できます。

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    ごっつくてラフなデザインが多い中、よく探せば、繊細ですてきなものも発掘できるのです。

    このごろは、ゴールドを使った、比較的良質なジュエリーを繰り返し使うようになりましたが、インド移住したてのころは、カジュアルなシルヴァージュエリーをとっかえひっかえ楽しんでいました。

    今でもスポーティなファッションにはシルヴァーのジュエリーが登場します。さて、ここでもなかなかにいいお土産探しができました。

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    ランチをすませたあと、HOME STOPというインテリア&キッチン用品の店でお買い物。以前はなかった、イタリア製の機能的な鍋が販売されていて衝動買い。

    鍋釜類は最低限で調理をしているわたし。このごろはインドの石鍋など「原始的な調理器具」を使っていましたが、機能的なものも魅力的。

    早速夕飯作りに使用したところ、使い勝手もよく、気に入りました。調理器具については、また改めてレポートしたいと思います。

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    今日は久しぶりに、母のショッピングのために外出しました。

    1カ月前、インドに到着したばかりの頃は、ANOKHIやSOMA、ANTS、FABINDIAなど、インドではおなじみのテキスタイルショップを巡り、カジュアルな服を購入。

    今回は、「お出かけ着」を。ということで、RITU KUMARやTULSIなどのブティックを数軒、訪れました。

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    インドのデザイナーズファッションについても、ひとつずつご紹介したいと思いつつ、先延ばしになっていますが……。

    RITU KUMARは、インドで幅広い層に人気のブランド。サリーやサルワールカミーズなど伝統服のコレクションのほか、洋装のテイストを盛り込んだLABELというカジュアルなコレクションも見られます。

    参考までに、以下は過去の写真から。RITU KUMAR LABELの服です。

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    こうして見るに……ずいぶんと派手ですね。というか、なぜいずれも同じイアリング? このころ、買ったばかりのこのイアリングが気に入っていたのは事実ですが……。

    ジュエリーにせよ、バッグにせよ、衣服にせよ、結局は「着心地のいいもの」「使い心地のいいもの」「使い勝手のいいもの」が優先されるものですね。

    過去の自分の写真を見ながら、しみじみと学びます。買い物をするときには、そのあたりのことを念頭において、厳選したいものです。

    Anyway.

    「これは日本で着られるかしら?」

    などと言い合いながら、RITU KUMARでは、派手ながらも上品かつ着心地のよい服を数点、またTULSIでは、シルク素材が肌にやさしいブラウスを見つけました。

    ■RITU KUMAR
    (ホームページ)

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    買い物の後は、UBシティに立ち寄り、わたしは故障した古いMacBookを修理に出すためアップルコンピュータのimagine storeへ。母はGOOD EARTHへ。

    わたしが持っている銅製ポットの小型版を見つけたそうで、日本へ買って帰りたいとのこと。荷物になりそうですが、確かに小型はキュートです。

    その後、CAFE NOIRでコーヒーブレイク。イチジクのジャムとシナモン風味のクレープを注文し、二人で少しずつ味わいました。

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    さて、下の写真は今夜の夕餉。主役はミニハンバーグ。と言いたいところですが、今日のところは、この野菜。

    ブロッコリー・ラブ (Broccoli Raab)。

    米国在住時にはよく買い求めていたのですが、インドで先日、初めて見つけました! おなじみNAMDHARI’Sで売られています。

    オリーヴオイルでガーリックなどとともに炒め、軽く塩胡椒するだけで美味! 今日のところはガーリックなども入れず、単に塩胡椒だけ味つけましたが、十分でした。

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    ■2003年9月26日の記録に「ブロッコリー・ラブ」の記述あり

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    本日、友人(日本人)も誘って、先日、夫とともに訪れたテキスタイル・フェアを訪れました。

    このようなフェアを訪れるのは初めてだという友人は、色と柄の渦に圧倒され、

    「今夜、夢に出てきそう!」

    と、感嘆していました。本当に、インドの布の迫力とはたいへんなもので、泳ぐ視線を固定するのがたいへんです。

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    一つ一つのブースをじっくりと見ていたのでは時間がいくらあっても足りませんから、「ここは!」と思うところに、直感で吸い込まれて行くしかない、という感じです。

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    母も早速、吸い込まれています。天然染料によるブロックプリントの店。比較的上品で落ち着いた色合いの布が見られました。

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    こちらはおなじみのチカンカリ刺繍。先日わたしが購入したもののように、布だけがあるといいのですが、すでにクルティになっているものしかなく。

    母が欲しいというデザインがいくつかあったのですが、裁断が今ひとつだったので、諦めました。

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    母が次に吸い込まれたのは、カシミールのブース。毎度おなじみ、ドレスのマテリアルもありますが、母が欲しいのはシンプルなパシュミナのストール。

    リーズナブルな物はたくさんありますが、「そこそこに質のいい手織りの物」がお勧めです。肌触りが全く違うし、温かさも格別なのです。

    非常に小さく折り畳めるので、旅行のときなどにも便利。わたしが持っていた「ナチュラルカラー」のパシュミナを、母も欲しいと言っていたので、似たようなものを購入しました。

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    さて、今日のわたしが吸い込まれたのは、木綿プリントのブース。こちらの派手な花柄が気に入りました。

    テーブルクロス? 

    ではなくて、サルワールカミーズのマテリアルです。木綿とあってリーズナブル。1500円程度です。

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    トップとボトム用の布に加え、デュパタ(ストール)もついています。柄に柄を合わせる。インドです。

    友人も、同じ店で購入しました。彼女が選んだのは、落ち着いた色合いの、上品でかわいらしいもの。収穫があってよかったです。

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    あれこれと見るにつけ思うのは、ムンバイのKALA NIKETANは、実にクオリティの高い布が揃っているということ。

    尤も「わたし好みの」であるのかもしれませんが、あの日の記録を見直すに、なんて美しいのだろうとため息が出てしまいます。

    あのチカンカリ刺繍のマテリアルも、本当に格別。まだテイラーには出していません。服を作るときには、熟考しなければと、改めて思わされます。

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    昨日、夫とバンガロール・クラブへ赴く前に立ち寄ったブティックがありました。ジャイプール発のジュエリーブランド、AMRAPALIのショールームです。

    インドで暮らすようになり、米国に住んでいたころとは打って変わり、「ジャラジャラとした女」と化したわたし。

    自分好みの派手なジュエリーが、しかも非常に手頃な値段で入手できることも理由の一つですが、街の至るところにジュエリーの店があるという「誘惑の多い現実」がまた、購買意欲に火をつけます。

    さて、AMRAPALI。実はこのブランドの商品とは知らず、チェンナイのアメジストというブティックで初めて、指輪とイアリングを購入しました。

    そのあと、ムンバイのTAJ PRESIDENTというホテルの宝飾品店や、OBEROI HOTELのショッピングアーケードにあるショールームで、指輪やイアリングを購入したのですが、ふと気づくと、いずれもAMRAPALIのものだった、という経緯があります。

    店の人が、わたしが身に付けていた指輪やイアリングを見て指摘してくれて、初めて気づいたのです。

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    このブランドの魅力は、伝統的なデザインながらも重すぎないものも揃っていること。洋装にも全く差し支えのない、モダンなデザインのものも見られるのです。

    モダンな物でも、どことなく「インド風味」が漂っているところがいいのです。たとえば、他人の目にはつかない、フックの部分など。

    ゴールドとプレシャスストーン(貴石)を組み合わせた伝統的な「ゴテゴテとしたジュエリー」から、シルヴァー製、あるいはシルヴァーのゴールドプレート(金メッキ)とセミ・プレシャスストーン(半貴石)を組み合わせたカジュアルなものなど、ヴァラエティが豊かなのも魅力。

    とはいえ、いつも気に入るものが見つかるわけではありません。昨日も、これというものが見つからずにいたのですが、帰り際に、ショーケースの下の方にひっそりとあるこのネックレスに目がとまりました。

    清流のような、爽やかなグリーンめいたブルー。やさしい色です。小さなゴールドの魚がモーチーフになっているのもキュート。どこかしら、鮎餅を彷彿とさせます……。

    店の人がイアリングも出して来てくれました。セットでとてもかわいらしく、即、気に入りました。

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    長さもまた、これまで購入したAMRAPALIのネックレス同様、わたしの好みの長さで、しっくりとなじみます。

    夫も気に入ってくれたので、これを誕生日のプレゼントにしてもらいました。

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    ちなみにこの石は「カルセドニー」と呼ばれるもの。セミプレシャス・ストーンにつき、決して高価ではありません。しかもシルヴァーにゴールドプレートの「カジュアルライン」です。

    それゆえ、普段でも、気軽に身につけられそうで、とても気に入りました。

    AMRAPALIで購入した商品の一つを、過去の記事で紹介しています。このときは真珠製品だけを集めています。一番上の写真、ジャラジャラとしたパールのネックレスと、下の方で登場する指輪がそれです。

    このネックレスは、バンガロールのRAINTREEの一隅に置かれているAMNAPALIの商品から選びました。

    ご興味のある方は、どうぞ下記をご覧ください。

    ■カジュアルに、軽やかに、真珠をまとう。(←Click!)

    ■AMRAPALI(ホームページ)

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    土曜の午後、今日は夫と二人で外出。所用で訪れたホテルで、テキスタイルの展示会が開催されていましたので、立ち寄りました。

    全国各地の商人たちが一堂に会する「おなじみの」展示会です。

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    本日からの開催ということで、ブースはまだ準備できておらず、未開封の荷物がごろごろと転がっています。

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    このような展示会を訪れる人は、サリーの着用率も高く、全体的にコンサヴァティヴなムードが漂っています。

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    またしても、「そそられる」手織り、手刺繍のさまざまな伝統工芸が目白押し! しかし夫と一緒だと、なぜか落ち着いて眺める気分になりません。

    まあ、会場が混沌としていて落ち着けないということもありますが。しかし、伝統の織ながらも、やや「今どき?」っぽい、サリーを発見!

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    透け透けな織のシルク。金と赤のバラのような花がすてきです。一瞬、「けばすぎ?」な印象ですが、ここはインド。多少派手なくらい、ノープロブレム。これは買いです。

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    さて、ディナーにはまだ早いので、久しぶりに二人でバンガロール・クラブへ。バンガロール・クラブとは、英国統治時代に設立された社交クラブ。

    インド都市部には、スポーツクラブを起源とする会員制クラブが点在しています。これらクラブについては、また時を改めてご紹介します。

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    さて、屋外のバーで軽くビールを飲み、久しぶりに夫と二人でゆっくりと、しかし大して意味のない会話を交わし、夕食へ。

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    このごろはすっかり足が遠のいていたSUNNY’Sというレストランへ。ここのオーナーであるアルジュン氏は、もともとニューヨーカーのNRI(Non Resident Indian: 印僑)。

    彼はゲイでもあり、彼のパートナーと二人で店を運営しています。インドでゲイであることを公然としていることは比較的珍しいことです。

    ともあれ、新しい店が次々と誕生しているバンガロールにあって、この店は最早「老舗」のような存在感。懐かしささえ感じます。

    前菜は、アヴォカドサラダと、レンコンをはじめとする野菜の天ぷら盛り合わせ。これがカラッと揚がっていて、美味! インドでは、レンコンは入手しづらく、しかも小振りです。

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    それからマルガリータピザ。夫にはチーズの味が強すぎた(マルガリータなのに、なにかコクが強いチーズが使われていた)ようですが、これもまたなかなかに美味。

    そしてメインは、レッドスナッパーの「中国風」蒸し煮。これがまた、かなりいけました。アルジュン氏は、毎朝地元のラッセルマーケットに買い出しに行っています。

    これも今朝仕入れた魚に違いありません。ちなみにレンコンもラッセルマーケットでは手に入ります。

    それはそうと、この店は基本的に「イタリアン」のはずですが、今日の取り合わせはイタリアンからはかなり遠いものでした。

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    ところでアルジュン氏は、わたしが以前テレビ番組に出演した際、ラッセルマーケットで偶然会いました。彼も数秒ですが、登場しています。

    2008年に放送された番組、こちらから見られますので、どうぞご覧ください。

    たまたま収録直後から、前代未聞の「喉の疾患」にやられ、声があまり出なくなるというハプニングがありましたが……。なんとか、番組にはなっています。

    【テレビ東京:日曜ビッグバラエティ】

    世界に嫁いだ日本女性 密着! 仰天ライフ(←Click!)

    このごろは、UBシティのToscanoを訪れる機会が多かったのですが、久しぶりにSUNNY’Sを訪れて、ここもよかったのだ、と思い当たりました。今度は母を連れてまた来ようと思います。

    いや、その前に、母とは「インド料理」を食べに行かなければ……。

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    今日はOWCのコーヒーモーニングが開かれるホテル、THE LEELA PALACEへ。隣接するショッピングモールにあるブティック、PLANTATION HOUSEに立ち寄りました。

    2009年末にオープンしたこの店。デザイナーのシャリニが、キャリア15年目にして初めて持った、自分の店だとのこと。

    シャリニがすべてデザインし、裁断したという衣類。自宅の工房で、数人の職人たちと作り上げているそうです。

    この店の服は、一般的なインドの服にありがちな「派手な柄物」ではなく、いずれもシンプル。ストールやジュエリーなどと合わせやすいのが特徴です。

    更なる魅力は、その布のやさしさ。木綿も絹も、すべて手織りで、染料も天然素材が用いられています。

    母も店に入るなり、衣類の質感のよさを気に入ったようで、いくつかを手に取り試着をはじめました。

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    肌にやさしく、しかも軽め。着心地がとてもよく、気に入ったようです。ここしばらくは、母の買い物に付き合うだけ、と思っていたのですが……。

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    わたしもつられて、あれこれと試着。

    普段はあまり着ない地味な色ですが、明るめの色のパンツやジーンズ(デニム?)などと合わせて、日ごろ出番のない大振り(長め)のネックレスなどをつけるとよさそうです。

    ちなみにこれらの写真は、店員さんに撮ってもらいました。何枚か同じようなものを着るとき、こうして写真に撮ると、どっちが似合うのか、客観的に見やすいのです。

    とはいえ、いつもこんなことはしませんが、他のお客さんもいませんでしたので、店員さんと相談しつつ、ゆっくりと選んだのでした。

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    買い物のあとは、ホテルのレストランでランチ。その後は母をアーユルヴェーダの診療所まで送り、買い物に出かけ……と、瞬く間に一日が過ぎて行きます。

    さて、明日はチャリティ・ティーパーティ。今夜は夫も出張中ですので、のんびり静かに、菓子作りを楽しもうと思います。

    ⬇︎2009年12月19日の記録を転載

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    バンガロールに戻って1週間がたった。年末ということもあり、イヴェント盛りだくさんのような気がするが、実際には、日本の忘年会シーズンなどに比べると、スロー且つ呑気なものである。

    今日は、ムンバイ宅で使っていた自家用車も届き、これで引っ越し関連の一連の業務は完了だ。と言いたいところだが、まだ段ボール箱多数の開封が終わっていない。ゲストルームに置き去りのままだ。年内に片付けたいものだが、あやしいところだ。

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    木曜日は久々に、OWCのコーヒーモーニングへ出かけた。バンガロールの社交シーンは、ムンバイに比べると、なぜかしら穏やかなムード。人々が放つ空気がリラックスしている。都市の個性が、人々の感情にも反映するのだろうか。

    わたし自身、バンガロールの友人らの前では、

    「ムンバイは都会よ〜。バンガロールは田舎だわ」

    などと、自分ちがバンガロールにあるにも関わらず、「ムンバイカー気取り」な2年間だったのだが、戻って来た途端にネジが緩むのがわかる。

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    リーラに隣接するショッピングモールで新しい店を発見した。PLANTATION HOUSEというその名の店。米国のEileen Fisherの衣類を彷彿とさせる、素朴な風合いとシンプルなデザインの服が、上品に並んでいる。

    店にいた写真の彼女に「オープンしたばかりなのですか?」と問うたら、先週の土曜日に開店したばかりだとか。聞けば彼女、シャリニの店なのだと言う。

    この仕事を始めて15年だというシャリニ。これまではいろいろな店に商品を卸していたが、第一号店をようやく持てたらしい。

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    やはり米国のアパレルショップ、ANTHROPOLOGIE風の、米国の開拓時代を思わせるインテリアは、友人の建築デザイナーが手がけたのだとか。

    シャリニがすべてデザインし、裁断したという衣類は、自宅の工房で、数人の職人たちと作り上げられている。インドの素材が用いられた、肌触りのいい手作りの品々。とてもやさしい風合いだ。

    わたしは綿と絹の混紡の、シンプルな紅色のオーヴァーシャツを買った。

    やさしい笑顔の、とても感じのよい彼女。初めて出会った見知らぬ女性でありながらも、店のオープンを祝せずにはいられない、そんな雰囲気を漂わせていた。

    ■PLANTATION HOUSE←ホームページ

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    バンガロール到着翌日は「優雅」なアンサナ・スパでトリートメントを受けましたが、今日からはいよいよ、「実践的」なアーユルヴェーダのトリートメントを受けます。

    わたしたちが昨年末に滞在したアーユルヴェーダグラムへは、後日訪れようと思っています。

    その前の「身体慣らし」に、我が家からほど近いインディラナガールにあるケララ・アーユルヴェーダ(アーユルヴェーダグラムと同系列)という診療所に行くことにしました。

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    少々早めに家を出て、ここでも何度かご紹介した、同じインディラナガールにあるANTSへ。

    インド北東部の貧しい女性たちが織りなす木綿製品。染料は野菜や植物など「天然素材」が用いられています。しっかりとした織りながら、肌触り、着心地がよいのです。

    ■貧しい女性を支援。フェアトレードの店 (←Click!)

    何枚か試着した中から、2枚ほどを選びました。試着室が暗いのでよくわかりませんが、胸元がユニークな「つぎはぎ」になっています。

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    これが胸元の拡大写真。地色は濃紺です。店内にディスプレイされている時には地味な感じに見えたのですが、着てみると意外に似合いました。

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    こちらのグリーン系も、いい感じです。最初は「部屋着」を探しに訪れたのですが、これならば外出着にもなりそう。

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    木綿の小さめストールもありましたので、日本へのお土産に買っておくことにしました。これらもすべて手織り。模様もなかなかに精緻で色合いも上品です。一番上の写真は拡大したもの。

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    この黒とグレイ、白のストールもすてきです。年配の人にも似合いそう。洗っても縮んだり痛んだりしにくいので、むしろ寒い時期より暑いころ、日差しよけ、汗拭きに便利そうです。

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    買い物のあとは、インド版スターバックスのひとつであるCAFE COFFEE DAYへ。南インドのコーヒーについては以前もご紹介しましたが、なかなかに美味なコーヒーが味わえるのです。

    このごろは市井のコーヒーショップがどんどん増え、コーヒーブレイクを楽しめる場所があちこちで見られるようになりました。

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    わたしのカフェラテのフォームに模様を描こうとしている母。やめて。

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    日曜日はゆっくりと家で過ごしたので、今日の午後は、母とともに買い物に出かけました。まずはバンガロール市内の「繁華街」の一つであるカニンガムロード (Cunningham Road) を目指します。

    かつてバンガロー(邸宅)だった建物を改装して作られたブティック群、THE HATWORKS BOULEVERDへ。

    わたしたちがインドに移住した当初、2006年にオープンした場所で、以来、時折、訪れています。最初のころとは店の顔ぶれがすっかり異なってしまったものの、建物自体に風情があって、とてもいい感じなのです。

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    コロニアル調の建築物で、床のタイルがきれい。HATWORKSという名から察せられるように、かつてここは「帽子工房」でした。

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    さて、数軒あるブティックの中でも気に入っているのがJULIE KAGTIという店。

    女性デザイナーのジュリーによる、インドの伝統的な手法を生かした、しかし斬新なデザインのサリーなど衣類や小物が置かれています。

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    以前から目を付けておいた、母が好きそうなストールがまだ売れ残っていました。母に見せたところ、ひと目で気に入った様子。

    柄物の服に巻くと、何が何だかよくわかりませんが、無地のシンプルなドレス(ワンピース)などに合わせると、個性的ながらもおしゃれな着こなしになりそうです。

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    サリーなどに使う布の端切れを集めて丸く切り、シフォンシルクに縫い付けたもの。見ると「簡単に作れそう」などと思いますが、なかなか実行しないものです。

    というわけで、ご購入。

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    インドならではのテイストが生きたサリーなどがさまざまに。わたしが以前「欲しい」と思っていたサリーは、すでに売り切れていました。残念なような、ほっとしたような……。

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    さて、次に訪れたのはRAIN TREE。ここも古いバンガローを改装して作られたブティック群です。

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    前庭に大きな大きなレインツリーがあることから、この名が付けられているのだと思います。

    ところで今日、母が着ているのは、以前ムンバイに行った時にCOTTONSで購入しておいたもの。部屋着にと買っておいた木綿製のトップですが、外で着ても十分にいい感じです。

    ■暮らしを彩る木綿製品 (2) COTTONS (←Click!)

    RAIN TREEにはANOKHIも入っているので、母が数枚、木綿の服を購入しました。わたしがインドに暮らし始めて、インドの木綿の服を母にお土産として買って以来、

    「日本の蒸し暑い夏にはぴったり」

    とのことで、インド服ばかりを着ているのです。インドの衣類は暑い気候に相応しい素材、デザインであるということは、ここに暮らし始めて着用するようになって痛感しています。

    「これから2、3年分の夏服を買って帰りたい」

    とのことなので、今後も少しずつ、買い物に付き合おうと思っています。

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    買い物のあとは、小さなカフェでコーヒーブレイク。

    自宅にいてもきちんとメイクをし、ネイルケアも怠らない母。わたしは料理や作業の邪魔になるので、普段は爪はやや短め、エナメルもほとんど塗らないのですが、母はしっかり、入念です。

    ちなみにわたしは、マニキュアはあまり塗らない分、ペディキュア&足の手入れは心がけるようにしています。年中サンダル履きで乾燥しやすく汚れやすいことから、それなりに手入れが必要なのです。

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    わたしが着ているのは、RITU KUMARのトップ。綿ジャージー製で着心地がよく、着用頻度の高い1枚です。似たような一枚を買っていたのですが、よれよれになるほど、着こなしました。

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    先日ご紹介したNATURE BAZAAR。開催は明日までとのことなので、今日、再び足を運びました。やっぱり、あのブルーとホワイト系のバラナシシルクのサリーを買っておきたいと思ったのです。

    上の写真は、同じ店で見つけた別のすてきなサリー。きりがありませんので、これは諦めました。

    このほか、手織りの木綿布地を12メートルほど購入。1メートル250円程度ですから、リーズナブルです。肌触りのよい上質の木綿で、ナイトウエアを作ろうと思います。

    1着3メートルあれば十分にできますから、4着分です。寝ている時間は長いですから、肌にやさしいものを身に付けておくにこしたことはありません。

    シルク製のストールなど、上質だけれどリーズナブルな物をいくつか見つけたので、数カ月後に帰国する際のお土産として購入しておくことにしました。

    帰国直前になって慌てて買いに走るのではなく、少しずつ買い置きをしておく方が賢明です。

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    このほか、葦で作られたテーブルマットなどを購入。無地のそれを購入しました。その表面が、日本の畳に似ていて、なんとなく懐かしい心持ちにさせられたのです。

    コルカタ拠点のこの店。デザイナーの女性も店頭に立っていました。村の職人たちと共同で、伝統を生かした、しかしモダンな製品を作るべくビジネスを始めたのだとのこと。

    自然の素材を用いた、エコフレンドリーな商品が並んでいます。日本の工芸品の影響も受けているとのこと。どうりで懐かしい感じがしたわけです。

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    ■GREEN EARTH INDIA(←Click!)

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    帰路、サフィナ・プラザというローカルなショッピングモールの前を通ったら、シルクサリーのセールが行われていたので、ちょっと立ち寄りました。

    お隣タミルナドゥ州、チェンナイのサリー店。南インドではよく見られる、ヴィヴィッドな色合いに金糸が映えるサリーの数々が並んでいます。

    まるで本棚から1冊2冊、取り出すように、好みの布を手に取る女性たち。このサリー店のコマーシャルの動画がありましたので、添付しておきます。

    チェンナイは、インド五大都市の一つですが、伝統色が濃く、独自の文化や生活習慣が根付いている土地でもあります。サリーなどの民族衣裳を着用している女性の比率は、他都市に比べると多いようです。

    ところで、インドのすてきなテキスタイルについて。

    「欲しい!」と思いつつも、「着ないものをタンスの肥やしにするのはいかがなものか」との思いがあり、「これぞ」と思う物しか購入していませんでした。

    しかし昨日、ふと思い当たったのです。「コレクターになればいいのだ」と。もっとも自分のためだけに、というのでは意味がありません。

    たくさんの人に見てもらうために、いつか日本で「インドのテキスタイル展」のようなものを開きたいとも思ったのです。

    すでにそのような展示会は見られるようですが、あくまでも「坂田マルハン美穂セレクション」としての。

    もちろんわたしのコレクションはたいした数ではありませんが、義姉スジャータは先祖代々引き継いだ伝統的なサリーを含め、たくさん持っています。

    実現の暁には、義姉のサリーも借り受けて、いつか日本で小さな展示会でもできればと思うのです。

    更に言えば、義姉スジャータの夫ラグヴァンの母、ロティカは文化人類学、民俗学の博士であり、インドのテキスタイルに関する著書も数冊出版しています。

    専門的な知識に関しては、彼女の著書から学ぶところも多いでしょう。難し過ぎる気もしますが。

    そう考えると、なんだか楽しくなってきました。

    インドの伝統的な手工芸品。質のよいものは手に入りにくくなる一方、値段はどんどん上がります。

    かつて数千円で買えていた物が数万円。数万円だったものが数十万円と、ここ何年かのうちにも、驚くべき価格上昇率を見せています。

    同じ意匠のものでも、売られている場所にとって値段も大幅に変わります。たとえば高級ブティックに置かれているものと、工芸品の展示会で直接職人から購入するのとでは、その価格は雲泥の差。

    今のうちに少しずつ、高品質でお手頃なものを「趣味」として買い貯めておく。そうすれば、滅多に着ないからといって罪悪感を覚えることもありません。

    我ながら、購入を肯定するための、たいそうな理由を思いついたものだと感心します。

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    ムンバイ滞在2日目。久しぶりにサリー店が軒を連ねるチャーチゲート界隈、MK ROADへ。いつものようになんとなく、「市場調査」を兼ねて訪れたのですが、今日は様子が違います。

    年に一度の「モンスーン・セール」が行われていて、どの店も平日だというのに、大勢のお客でにぎわっています。

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    セールは確かにお得かもしれませんが、人いきれに負けてしまうわたしは、セール時にいい買い物ができた試しがほとんどありません。

    それでなくてもカラフルな布を見ているだけで、脳内の情報量がいっぱいいっぱいになり、かなり疲労するというもの。1軒目では取り敢えず、雰囲気だけを眺めて退散。

    次に訪れたのは、比較的静かな店。QUEENSと呼ばれるその店では、以前、パルーシーの赤いサリーを購入しました。結婚式用のレンガーチョーリーなど、比較的高級な伝統衣裳を扱う店です。

    今回、サリーではなく、サルワールカミーズ用のマテリアルで、パルーシーの刺繍が施してある物を探したのですが、手刺繍そのものが置かれていません。

    「これがパルーシーワークです」

    と見せられたのは、模様は均一にきれいに揃っているものの、紛れもない機械刺繍。値段は手作りより安いですが、温もりが違います。

    「手刺繍はないのですか?」

    と尋ねたら、

    「最近は、手作りに拘る人は少ないし、こちらの方が安いですからね」

    などと、言われます。つい1年前までは数枚の手刺繍があったのに、がっかりです。

    確かに職人は減りつつあるのでしょうが、効率の悪さをして、店も客も機械物を優先し始めているのかもしれません。

    わたしがインドのサリーにひかれるのは、伝統的な技術や美的感覚が生きているからこそ。

    日常着にはしていない分、安めの機械製品を多く買うよりも、少々高めのものを1枚買って、大切に着たいと思います。

    一点物が主流の手織り、手刺繍の品々は、本当に気に入ったものに出合ったら、そのときに買っておかなければチャンスはないのだなと、改めて思わされました。

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    少々寂しく思いつつ、さて、この店ならば大丈夫だろうと、我がお気に入りの老舗、KALA NIKETANへ。ここもセールをやっていますが、先ほどの店ほどは混雑していません。

    店のおじさんが、「丁寧に」サリーを広げてくれるところに、好感が持てます。

    先日ネイチャー・バザールで見つけたバラナシ・シルクのサリーと比べたく、まずはバラナシ・シルクを見せてもらいます。

    この店は、インド各地の村とネットワークがあり、自分たち専用の職人を抱えています。

    手作りの伝統的な製品を大切にしており、機械物があるものの、手作り製品が占める割合はかなり高いです。

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    これは、イカットと呼ばれる絣(かすり)。絣の中に金糸が織り込まれている物もあり、布を見る角度や曲線によって、光がきらきらと反映し、上品なきらめきを見せています。

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    「手作りの商品を見せて欲しい」と、積極的な姿勢を見せたところ、店のマネージャーのおじさんもやってきて、あれこれと説明してくれます。

    この裏側の、糸がはみ出している部分、これが「手織りの証拠」なのだとか。機械だと、きれいに始末されていますが、これはハサミで糸を切ったあとだそうです。

    これを、「不完全だ」と見なす人には、むしろ機械物を買う方がいいと、店の人はきっぱり言います。

    画一的な、乱れのない製品を好む日本人の多くは、このような「始末の粗いもの」は好まないだろうとも思われます。

    思えば家具をつくるときもそうでした。

    ソリッドウッド(天然木)の家具、あるいはその化粧板を使った家具をわたしは好むため、そのようなものを敢えて探しました。

    伴って、インターネットで天然木について日本のサイトをあれこれ検索したのですが、日本では、「節目がそろっているほうがきれい」ということで、むしろ合板のようなものの方が人気があるとのこと。

    天然自然の素材から生まれたものは、決して節目が揃ったりしないものなのですが……。

    人工的なもの、仕上がりに抜かりのないものを好む精神土壌がある国と、ある程度いい加減でOKとする国とでは、美的感覚や嗜好、取捨選択の基準が大きく変わるものだと痛感します。

    わたしとて日本で生まれ育った日本人。そもそもは几帳面できちんとしたもの、を好んでいたはずなのに、いつの間に、嗜好が変わってしまったのでしょうか……。

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    これは、カシミール地方の刺繍が施されたサルワールカミーズのマテリアル。シルクに繊細な刺繍が施されています。

    どっしりと重量感のある、ありがちなカシミール独特の刺繍とはまた別の、軽い布地に好適なニードルワークです。

    ところでわたしがもう一つ持っている黒いパルーシー刺繍のサリー。自分が持っているサリーの中で一番のお気に入りですが、それはこの店で買いました。

    わたしがあれこれと尋ねることから、店の人も、

    「お客様は、テキスタイルに関心をお持ちのようですので、ご案内しましょう」

    と上階のお客が少ないエリアへ連れて行ってくれました。こちらはセール対象外のエリアです。

    「これは、今のところ2点しかありません。チカンカリの手刺繍です」

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    一目見るなり、惚れました。これはインドでもよく見るラクナウのチカンカリ刺繍。しかし、すでにサリーや衣類として形になっている物が大半、マテリアルは限られた専門店でしか見られません。

    これもまた、サルワールカミーズのマテリアルとして売られていました。つまり、好きなようにデザインできるのです。

    その上、地のシルクも手織り。色染めもされておらず、「天然色のまま」。自分で好きな色に染めることも可能なものです。

    「今のところは、これら2枚しかありません。月に数枚、届けられる程度なのです」

    と、彼がもう一枚、奥から出してくれたのは、こちら。

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    これもまた、なんと精緻で丁寧な作り! よりいっそう魅力的です。またしても、「見て、触れているだけで幸せな気分」が襲ってきます。

    チカンカリ刺繍の製品はこれまでたくさん見てきましたし、わたしも何枚か持っています。

    木綿製の安価な物も多く、さほど高級な手工芸品だという印象はなかったのですが、これはなんともエレガント。

    金色の「光もの」が、しかし派手すぎず、パーティ用の衣類にもなりそうです。

    来週インドを訪れる母には、「日本で夏の服を買わないで、インドで買って」としつこく伝えておいたこともあり、母と相談して気に入ったデザインに仕立てようと、どちらも購入しました。

    暑い季節にぴったりの、軽くてやさしくて、本当にすてきな布です。

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    ところで、すその部分がぼさぼさとなっているのが見えますか? この「ぼさぼさとした端っこ」がまた、手織りの証でもあるのです。

    「テイラーには、裾を折り返さず、このまま仕上げるよう言ってください。これこそが、手織りの証なのですから」

    と、店のおじさん。

    確かに、そうなんです。パシュミナのスカーフも、高品質の手織り物は、端っこがこのように「モサモサ」といています。しかし、それを「手織りですてき!」と思う人がほとんどいないのが寂しいところです。

    「手織りの味わいを理解する人が減っているので、お得意さんにしか、お出ししないんですよ」

    とおじさんは言いながら、しかしすでに上の2枚は購入を即決したわたしに気をよくしたのか、別の手刺繍を引っ張り出してくれました。

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    これはまた、やさしいレモン色! やはりサルワール・カミーズ用のマテリアルだとのこと。柔らかなシルクに、ブルーの繊細なプリント……? 

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    と思いきや、これもまた、丁寧な刺繍が施されています。これはカシミール地方の刺繍ですが、シンプルで精緻、色遣いを最低限に抑えた洗練されたデザインです。

    赤い生地に赤い糸、黒い生地に黒い糸、といった、ほのかな陰影と質感を楽しむ、目立たないところが贅沢な布も一枚ずつ、ありました。

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    そして最後に、たいそう持ったいつけて取り出してくれたパルーシー刺繍のドレスマテリアル。これももちろん手刺繍です。

    「月に3、4枚しか、新しい商品は入ってきません」

    とのこと。しかも、どんな色柄の物かはわかりません。サリーはすでに2枚持っていますが、ドレスマテリアルもデザインの応用が利きそうで、魅力的です。

    本来、これらの商品は「セール対象外」だとのことですが、わたしの「お願いビーム」が功を奏したのか「セール商品としますよ」とおじさん! 

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    誰の何を作るかはさておき、今日のところは気に入った商品を購入しておくことにしました。

    バンガロールでは、「ここぞ!」と思えるテイラーに出会っていません。デザイナー&テイラーのブティックも含め、開拓しなければと思います。

    せっかく購入した布地をいかに仕上げるか。デザイン、そしてテイラーの腕次第ですから。出来上がりはまた後日、ここでご紹介したいと思います。